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zoom RSS はたらく魔王さま

<<   作成日時 : 2011/03/23 14:49   >>

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第17回電撃小説大賞銀賞受賞作品。


はたらく魔王さま! (電撃文庫)
アスキーメディアワークス
和ヶ原 聡司


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異世界「エンテ・イスラ」にて世界征服まで後一歩までこぎつけながら勇者エミリアに敗北した魔王サタンは消滅させられる寸前に「ゲート」を渡り、悪魔大元帥アルシエルと共に地球は日本、東京の笹塚に辿り着く。
そこでは彼ら悪魔の体を構成する魔力が補給できず、ゆえに療養も出来ず、それどころかこの地で生活するのも一苦労だった。

なけなしの魔力を用い催眠魔法で戸籍等を用意し、アルバイトに精を出し、日々の生活を安定させることを志す元魔王こと真奥貞夫と元悪魔大元帥こと芦屋四朗。
そして半年が過ぎ、ファーストフード店「マグロナルド」にてアルバイトから正社員を目指す日本での生活にも慣れてきた魔王の元にかつて彼を危地に陥れた勇者エミリアが姿を現す。

「覚悟しなさい魔王!」



「で、君が真奥貞夫さんで、貴方が遊佐恵美さん?なんであんな所で喧嘩してたの?痴話げんか?ダメだよ、刃物は。刃物はイカン。」
数時間後、警察署に連衡される二人の姿があったとさ。


なんともゆるい作風のファンタジー?ですね。

とりあえず魔王さまのキャラが良い。
人間に触れ、無力な人として生活することで見えてきたものなのか、元来備わっていたものなのか、面倒見の良い青年としての姿と、残虐の限りを尽くした魔王の姿。
魔王の侵攻により失ったもののあるエミリアなどはその落差に色々と戸惑いを隠せず、「魔王のクセに人を救うな、悪逆の限りを尽くせ」と苛立ちをぶつけてしまうわけですがそれに慌てる姿がまた良い。
単に悔いるとか、反省するとか、開き直りとかでもなくて「それはそれ、これはこれ」というか、どちらもあるがままと言うか、無理がないというか、気負っても気張ってもいなくて、なんか凄いニュートラルな感じなんですよね。それが少し不思議で、気持ちよい。

エミリアの方もかつての悲劇を糧に募らせた復讐心でこれまで動いてきたものの、そんな人としての魔王の姿や、彼らとの接触、そしてこちらで出来た友の存在により少しだけ復讐心に駆られるだけの頃と比べれば余裕のようなものを持ち始めていますし。・・・まぁ初っ端から「勘違いしないでよね!」とかツンデレ節全開ではありましたけど(苦笑)

主夫業が板についてしまっている忠臣アルシエルさんは、なんかやたらあわあわしてる印象が強くてTHE・苦労人という感じでいったイメージが強く応援したくなりますし、魔王様に懐いてる後輩アルバイターの千穂ちゃんはやたら可愛いですし、その他のキャラも含めてみな魅力的です。


とりあえず一人でこの世界に来たくせになんだかんだで魔王様よりも良い生活をしている勇者様は「さすが勇者だ」って感じですね。意味は分かりませんけど。
っていうか魔王さまの接客レベルの高さがマジパネェっすね。同じ接客業に従事するものとして感心するというかなんというか。

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