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zoom RSS 問題児たちが異世界から来るそうですよ? 降臨、蒼海の覇者

<<   作成日時 : 2012/07/02 21:44   >>

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十六夜△

問題児たちが異世界から来るそうですよ? 降臨、蒼海の覇者 (角川スニーカー文庫)
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2012-06-30
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「――――というわけでッ!収穫祭のメインゲーム“ヒッポカンプの騎手”の水馬の貸し出しはッ!!!全員、水着の着用を義務とするッ!!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!」
「尚ッ!専属審判の黒ウサギはッ!!!常時・ビキニ水着だああああああぁぁぁぁ!!!」
「大正義白夜叉万歳ッ!!!大正義白夜叉万歳ッ!!!」


というわけでようやく開催されたアンダーウッドの収穫祭。
3巻続いた物語における後夜祭的なお話・・・・・になるかと思えば、なかなかどうして、物語が動いてきたというか、伏線がばら撒かれてきたというか。
十六夜の正体の推測もひとつ為されまして、耀と飛鳥のパワーアップにも目処が付き、新たなる仲間も加わり、あっちこっちに実力者が登場してついに十六夜クラスの存在がゴロゴロと現われてきて・・・・。

とりあえず十六夜さんマジカッケー。
この作品は他では類を見ないくらい俺TUEEEEEEな作品ですけど、周りもそれに合わせて規格外な感じなんですよね。
だから十六夜さんのカッコよさっていうのは強さとか知能とかじゃなくてそれを持つ器、言い換えれば魂のカッコよさってやつなのだというお話。

「・・・・・・おい、待てよ馬肉」

傷付けられ、蔑まれたリリの心と魂を脇に置く何やら諸々の「大人の事情」的なもので、お茶を濁され、捨て置かれようとした罪科を有耶無耶にさせず、正々堂々とした場でぶちのめす機会を整えた彼の怒りは読者に感情移入させる意味では何よりも確かなもので、まさに「よく言ってくれた!!」という。

「ああそうさ!だから俺は、誰よりもアイツらの前に立ってやらなきゃいけないッ!」

恥も気後れもない、そして見栄でも増長でもない、ひたすら真っ直ぐな同士たちへの思いと決心、そして矜持。

「あれだけの“切り札”を用意して負けるような鍛え方はしていなう。大船に乗ったつもりでいろ」
「お嬢様の裁量一つで、勝敗が決する。その自覚を強く持て」


それでいて全てを一人で背負い込むのではなく、任せるべきは任せる。信頼すべきは信頼する。

軽佻浮薄にして傲岸不遜の塊なようでいて、その芯にあるのは単純明快で、しかし様々にしがらみが絡みついてくる俗世で貫くのは困難な純粋無垢なもの。

その芯こそが逆廻十六夜を逆廻十六夜たらしめていて、それこそが逆廻十六夜の何よりの魅力なのだと。


まぁこの作品は、というかこの5巻は水着回でつまり女の子たちの魅力満載な回のはずでありながら、どうにも男連中のカッコよさが光っていたように思います。
グリーの出奔然り、ジンの決意然り、ポロロの誇り然り、ジャックの誓い然り。

それぞれのキャラが立って単純な俺TUEEEEE系から群像劇的な作品への変化の兆しも見え始めて作品の持つ可能性の幅も広がったようで、なんとも収穫の多い1冊でした。


しかも!そ、孫悟空が女だってーーーーーーー!?みたいな。

お嬢様はお嬢様らしく厳しくあたられる事で逆に「悔しい、けど感じちゃう!」じゃないけど十六夜の存在を大きくしてますし、レティシアや白雪姫を従えている上に、なんか色々と共通項の見え隠れしている孫悟空が女で色々と盛り上がってまいりましたが

「黒ウサギが一番可愛い」

とかナチュラルに十六夜さんデレてません?

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