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zoom RSS 今日からかけもち四天王! ~ネトゲの彼女はボスでした~

<<   作成日時 : 2013/12/20 17:58   >>

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語り口の軽妙さがなによりの売り。

今日からかけもち四天王! ~ネトゲの彼女はボスでした~ (電撃文庫)
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2013-11-09
高遠豹介

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「うん。腸イケメンになってた」

とにかく主人公視点の地の文と掛け合いが軽妙ですらすら読めるし、何より面白い。

魔王軍と勇者軍、二つの陣営に分かれて領土を争い統一を目指すオンラインゲームにおいてサーバで両陣営にたった一人ずつしかなれない職業の勇者と魔王。
ステータス的に優遇されている代わりに死んだらアカウント消滅というリスクを抱えるその職業についてるのが揃って気になる女の子という。

しかも片や開発者の娘にしてそのゲームが親との絆な学園の人気者、片や人付き合いが苦手な少女の心を救ってくれて今もゲームという居場所が心の拠り所の一つとなっている幼馴染。

どちらにも死ねない理由があるわけで。

そんな彼女達の事情を知った主人公はどちらの味方もしたいけれどどちらかだけの味方は出来ず、苦肉の策で複数のアカウントでそれぞれの味方をするというどっちつかずの延命策、とりあえずの結論先延ばしに走る羽目になるという。

ネトゲ初心者の主人公がいきなり複垢で揃ってサーバ全体で4人しかなれない特権階級的な四天王に収まり、しかもどちらでも大舞台で大活躍という。
さすがに色々と無理のあるご都合主義感もございますが、それでもなんだかんだで面白いのは間違いなくその軽妙な語り口のおかげ。
それとネトゲモノとはいえ比重はむしろリアルにおける人間関係に置かれているのも大きいかな。

また主人公のキャラも良い。
そもそものスペックが高めなのは潔いし、その上でちゃんと実の伴う描き方が出来ているのでヒロインに惚れられも無理がない。
あと個人的に印象に残っているのが人気者と幼馴染のどちらを助けるか悩む過程で容姿の優れた人気者と仲良くなれる可能性と幼馴染を天秤に掛ける自分をはっきりと自覚してその事に罪悪感を感じているシーン。
その現金さってのは普通の高校生男子にとってはとても当たり前のもので、でもこういうラノベではあまり描かれない現金さなのでその飾らない等身大なところは好印象でしたね。

そして両ヒロインの魅力も素晴らしい。
保護欲バリバリ刺激する幼馴染といい、隠せてないデレを隠した人気者といい。

さらに妹ちゃんと主人公の関係も良い距離感で母も強い(笑)

お約束的ご都合主義感だけ目を瞑れれば間違いなく良作ですね。


ちなみに一度だけ裏切り可能なシステムに、譲渡可能の魔王の座(勇者も?)、そして統一後のステージが創造者=神(開発者)との戦いとくれば落とし所はなんとなく見えなくもない。
どちらかが死亡で統一よりも可能性は高いと思います。
まぁ「しょせんゲーム」な大半のプレーヤー的にその落とし所は消化不良感ありありですけど、その辺りは悪質PKとかさり気に伏線あるので絡めて一致団結とかな。

少なくとも今の状況を維持するなら3巻くらいで完結させたほうがスッキリしそうですけど手を変え品を変え長期シリーズになるんですかね?

個人的に複垢で両陣営に所属し、影からヒロイン護ったりとか電撃から以前に出た今月も新刊を出した作者の某作品を思い出すのは自分だけですかね?
あれ好きだったし、あれよりもさらに語り口が軽妙でコメディ的に洗練されてる感じで個人的にはそのことに関しては良い印象しかないんでそれがどうだって話じゃないですけど。

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