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zoom RSS 引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている

<<   作成日時 : 2013/12/28 17:52   >>

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助けた亀に救われて〜♪

引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている (一迅社文庫)
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「あなたのモンスターポールでセフレゲットだぜ!って展開も可能でしょうに」

昔、自分が助けた冴えない男の子が超イケメンになってどん底で燻る自分に手を差し伸べ掬い上げてくれました。

一言でこの作品を説明するならばそんな感じです(ヒロイン視点)。

手を伸ばしても届かない、振り向かない、省みない。
いつまでも追いつけない、どこまでも先を行く、そんな孤高の高嶺だったはずの少女が、気が付けば自分の足元に這い蹲り、縋り、依存してくる。


もう一方ではそんな作品でもあります(主人公視点)。

それでいてわざとらしさというか、読者に媚を売るような、くどさのようなものがないのは主人公が性格までイケメンで、かつて少女から貰った魂を正しく受け継いでいたからなのでしょう。
そういう意味ではなかなか良い作品でありました。

そんなわけでメインヒロインと主人公は鉄板なのでサブヒロインと称すのも変な気がするのですが他に呼びようもないのでサブヒロインと呼ばせてもらいますが、サブヒロインの田中さん。
最近ではポピュラーになった中2病キャラですが、この中2病キャラにも一本芯が通っているというか、中2病キャラの消化の仕方に芯があるというか、「ありふれた」という形容詞からは離れた位置にあるキャラでこれもまた良いキャラでした。

ただ、それ以外に関してはなんかちょっと・・・・・微妙?
なんか、もうちょっと見せ方を工夫すればもっと良くなるんじゃないかなぁとか、全体的に俯瞰してみると粗いというか。

とりあえず主人公が恋愛方面・・・というよりも自らの「人気」のようなものに対して鈍感なの事が一点。
電撃のとある作品のモテモテ主人公を評したヒロインの言葉に「自らの価値を知らないものは二流」みたいなセリフがありまして。
まぁ、そういう意味合いでちょっと微妙でした。
もともとが苛められっ子であるというだけではちょっと苦しかったように思います。

もう一点はその主人公の人気そのものへの疑問。
ヒロインや田中さんなどへのそれは分かるんですけどクラスメイトへのそれがちょっと良くわからないかな。
少なくとも作中ではそれほどの交流がなく、むしろ紫羽に付きっ切りという印象の方が強く、それをリカバリできるほどの「何か」を見出せなかったです。
元苛められっ子という過去を知っているクラスメイトのとりなし、というのもちょっと説得力に欠けるというかドラえもんの秘密道具ばりに都合が良すぎるかな、と。
そもそも「顔が良い」などを筆頭にしたそういう色々な「ステータス」というのは「人気」だけでなく「やっかみ」としても作用するものの筈で、相応の立ち居振る舞いというのが重要なのではないかと。
一方で黒々としたものを書きながら枝葉末節的なクラスメイトの方は清廉潔白というか「易い」ってのはなんかバランス的におかしく感じました。
というか黒幕はむしろそっちだと思ってましたし。
何もなくて正直拍子抜けです。

それとヒロインのエロゲ・エロマンガ好きというのも、なんかヒロインに特徴を持たせるための設定みたいな感じが・・・・。
いや、実用一辺倒な嗜好はなんか漢らしくて微妙に紫羽っぽさを感じなくもないんですけど、そもそものヒロインが揃いも揃ってエロゲ好きという設定に首を傾げるというか・・・・。


光るところもあるがまぁ概ね「新人賞」でした、って事で。

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