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zoom RSS 秘密結社 来夢来人 まほうびんぼう

<<   作成日時 : 2013/12/08 18:24   >>

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「資金力だよ人生は!エコノミカルウィッチ・シルクちゃん、優美に降☆臨!」

秘密結社 来夢来人 まほうびんぼう (徳間文庫)
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2013-03-01
伊藤 螺子

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「俺の体が豊作になってんじゃねえかよ!」

魔法少女になるのは1分100円。
さらに何か魔法を使うたびにオプション料金発生というなんとも世知辛い魔法少女を筆頭に設定の一捻り二捻り具合とキャラクターの二癖三癖な感じがゆるコメとして秀逸な作品です。

魔法という「現象」を「異世界間貿易」と評したのが特に印象的。
貿易とはあちらが望むものをこちらが渡してこちらが望むものをそちらから貰って、といういわば等価交換であり、「魔法」という言葉から連想される万能性とは程遠い実態なわけですが話をややこしくさせるのが「異世界間」という文言。
世界が違うという事はつまるところ価値観が違うという事であり、さらに言えば意志の疎通すらまでもがあやふやという現実。
結果として「発生」するのは「ラーメンの美味しさを奉納して肥えるラーメン店店主」だったり、「被ってヒゲダンスを踊っている間だけ姿を消せるステルス毛布」だったり、絵面が凶悪なまでにシュールだったり、むしろ現象としては迷惑極まりなかったり。

そんな中で唯一魔法を「扱う」ことができるのがシルクちゃんであり、もっといえばシルクちゃんのマスコットの大悟朗であるわけで。
まぁ彼女の魔法は代償としてお金を使うのでいつも貧乏で、50円玉拾っては涙流さんばかりに喜んだり、年がら年中着晒しのジャージ姿だったり、ヒロインとしてはなかなかにアレですがむしろその不憫さに萌えるという(えー)

彼女だけがいわゆる「魔法使い」だのだと言ったところで別に真面目な作品ではないのでそこに考察する価値や伏線はあるんだかないんだかという話なわけでもあり、そもそもちょっと真面目な話も取り入れて山場を盛ろうとした4話が盛大に爆死している現状を鑑みるに単純にゆるコメ路線で続けてくれたほうがありがたくもあるわけですが。

とかく、その「異世界間貿易」と銘打った魔法の設定があらゆるシュールさを許容するので作者のセンス次第でどこまでもどこまでも面白くなる可能性を秘めた作品であり、1巻を読む限りにおいてその辺りには期待できそうなので、変に山や谷を作ろうと色気を出さずにゆるコメとしてシリーズを続けてもらいたい作品です。

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