オタクの小唄

アクセスカウンタ

zoom RSS ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

<<   作成日時 : 2014/01/30 17:39   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

ドラマにもなった人気作です。

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
アスキー・メディアワークス
2012-06-21
三上 延

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


「あの母娘には、気を許さん方がいい」
「万が一、あいつらに弱みを握られたら、ろくな目に遭わん・・・・俺からの忠告だ」


まぁ、自分はドラマは見ていませんけどね。


栞子さんは境遇も性格もなんとも面倒くさい女性です。
でも、その面倒くささがまた彼女自身の価値を押し上げているのではないかと思うのです。

そんな栞子さんの面倒くささの元凶とも言える女性。
篠川智恵子。
失踪した栞子さんの母親。

この3巻は彼女の影がそこかしこに垣間見える巻でした。

これまでのエピソード、今回のエピソード、そこから受ける印象はどうしたって良いものではないはずなんですけど、なんでですかね?
なんかそんなに悪い人じゃないような・・・・とまではさすがに言えませんけど、でもなんか憎めない人なのかなぁとかそんな気が少しだけするのは気のせいでしょうか。

それは文香や亡くなった父親が恨んでいるような様子がないからなのか。

それもあるでしょう。
でも、そうじゃない。

思うんですよね。
副題の「消えない絆」とは何なのか。
これが僕には「本」であり、「古書」であり、それらを愛する心だと。

智恵子を知る誰もが口を揃えて語る二人の類似性。

それは二人が親子だから?

それもあるかもしれません。
でもそれだけじゃない。
智恵子にはもう1人、娘はいるのですから。
栞子と同じ環境で育った文香という妹が。

しかし、彼女に対してはそういった言葉は聞こえません。

栞子と文香の違い。
それは智恵子と接した時間そのものです。
彼女から受けた影響の差そのものです。

もちろん、それには本人の資質の差とか、友人環境とか、そういったものもあるでしょう。
同じ時間、同じ時期を智恵子と過ごしたからって文香が栞子と同じように育つだろうって話じゃありません。

そしてもちろん、そんなものは智恵子の人格の保証になどなるわけでもありません。
それでも思うのです。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」じゃないですけど、本当に栞子が智恵子をどうしようもない人間だと考え、憎しみ以外の感情を持てなければ栞子の本というものへの愛情は純粋なままではいられないのではないかと。

栞子は本を愛しています。
古書を愛しています。

それは父親と、そして母親である智恵子から与えられ受け継いできたものであり、絆そのものである。
それを今も大切にする栞子を「子は親の鏡である」という言葉に則って見てみると、そこまで酷い人だとは思えないんですよねぇ。

それにまぁ、彼女を「深く」知っているのは彼女を恐れている人なのか、それともそれ以外の人なのか?なんて話もありますしね。
玉岡聡子曰く、智恵子は「栞子とは別の意味で容赦がない」そうですから。
その「容赦」の掛かる部分とそれに対する反応の差が彼女の評価への差だと言うのなら、彼女を悪く言う者は、同時に彼女を恐れる者であり、そこには後ろ暗さがあるからこそなのではないか、と。

まぁこれはヒトリ書房店主の態度からの類推でしかないんですけどね。


本日の結論:栞子さんは可愛い!


シリーズの感想
ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜
ビブリア古書堂の事件手帖2 〜栞子さんと謎めく日常〜

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ オタクの小唄/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる