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zoom RSS 夜を歩けば1 - ザクロビジョン

<<   作成日時 : 2014/05/03 13:47   >>

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あやめゆうの新作!

夜を歩けば1 - ザクロビジョン (C・NOVELSファンタジア)
中央公論新社
あやめゆう

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「言い訳はしねぇよ。俺は今、女子高生のパンツとブラジャーのことだけを考えている」


「異能」と呼ばれる超常の能力とそれを操る「異能者」という人間が人知れず存在する現代日本を舞台としたファンタジー作品。
これは常識の、認識の、法律の、そして「みんな」の外側に弾き出されてしまった「異能者―アウター―」と呼ばれる者たちの物語です。

場や人の「雰囲気を視覚化」するという能力を齢7歳にして発現させた少年・・・・のなれのはてが主人公。
人の本質を容赦なく暴き出すその能力で「人」というものを否応なく見せられ続け、捻くれひん曲がった主人公が一人の少女の幽霊に取り憑かれる所から物語は始まる。
それは世間で話題になっていた「連続飛び降り事件」の裏に隠された異能者の存在を暴きだすことに繋がっていく。

相変わらずアクの強い主人公ですね。
幼少期から人の本質、醜さをまざまざと見せ付けられてきたせいで半ば人嫌いになった青年。
雰囲気や人のして欲しい事が見えてしまうせいで逆にそういったものに頓着しなくなった青年。
おかげで主要登場人物には物凄い勢いで嫌われています。

が、一方でその異能と観察力や思考力の高さからか事件解決能力は高め。
・・・・まぁやる気があまりない感じなんですけど。

「異能」と言ってもいわゆるバトル系に分類されるような類いの能力ではなく、自分もしくは他人の五感に影響するような能力が大半でミステリとも言い難いが少なくともバトルモノではありません。
例えば「雰囲気の視覚化」、例えば「人の思考が聴こえる」、例えば「他者の認識を焼く」。
万能ではないし便利でもないけれど、人の理の外側に位置するその異能は悪用されればとてつもない被害を生み出すし、止める術・・・・以前に只人にはそれが異能によるものだと理解する事すら難しい。

ゆえに異能を持って異能を制す。
国を後ろ盾に常識の外側に外れた異能者を秘密裏に「処理」する超法規的集団。
そんな組織が存在し、その組織に所属するのが主人公です。
・・・やる気のないバイトですが。

また組織そのものも別に正義の味方・・・・などではなく、上は上で良いように異能者を利用するし、それを知られないために異能者の存在を隠すなど、「世の中ってそんなものよね」って思わず苦笑してしまう程度には薄黒い世界です。


組織の長が主人公にからかい混じりに語った言葉。
大切なモノは目に見えない
当然、聞くことも触ることも嗅ぐことも味わうことも出来ない。
彼らの能力を持ってしても知覚は出来ない。
でもそれは、逆に言ってしまえば異能によって常識の外側に弾き出された彼らにだって手にするチャンスがあるという事でもある。

彼らが「それ」を理解し、「それ」を見つけられますように。
そう願っておりますよ


作者の作品の感想
RINGADAWN 
妖精姫と灰色狼 幽霊街と呪い笛吹き 虚戦士と終わりの鐘
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