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zoom RSS 演奏しない軽音部と4枚のCD

<<   作成日時 : 2014/06/11 19:20   >>

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スニーカー文庫で「菜々子さん」のシリーズを書いてた作者の新作です。

演奏しない軽音部と4枚のCD (ハヤカワ文庫 JA タ 13-1)
早川書房
高木 敦史

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「俺はこれまでこんなに怒りを覚えたことはそんなにない。その俺が怒ったってことは、これはちょっとした小雨が降るぜ」

角川スニーカー文庫で「“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕」にてデビューした作者の久しぶりのミステリ作品です。

「聴く専門」の軽音楽部なヘタレ探偵塔山くんと、「読む専門」の文芸部な暴走ヒロイン楡さんを主役とした作品で、洋楽マニアな塔山くんがその豊富な洋楽の知識と持ち前の注意深さで、楡さんが出くわす様々な謎の答えを見つけて行く形の日常系ミステリになります。

登場人物がイイ感じに緩くて魅力的ですね。
ヘタレで小心者ながらも決めるときは決めてくれてでもやっぱり頼りない塔山くんも、初期はクールビューティー枠だったのに化けの皮が剥がれて「フューチャー(名前が未来)」呼ばわりされるおっちょこちょいで暴走癖があり、でも優しくて男前な楡さんだけでなく。
楡さんの親友で姐御な熱川さんに、文芸部の「魔女」廿日市先輩や、軽音楽部のトリビアこと佐島くんなど脇を固めるキャラも個性的です。

彼らの織り成す軽快な掛け合いや、豊富な洋楽ネタを絡ませたミステリパート、そして塔山くんと楡さんの凸凹コンビの甘酸っぱい恋愛模様。
笑ったり、唸らされたり、ニヤニヤさせられたり。

退屈しない1冊でした。


一方で叔母さん関連で後々明らかになる真実は現状ではどうにも報われない感じなのでなんとかこの後どうにかひっくり返して貰いたいものです。
そのためにも是非ともシリーズ化を!


作者の作品の感想
“菜々子さん”の戯曲 小悪魔と盤上の12人

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