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zoom RSS かくて夜明けの神殺者 (2)

<<   作成日時 : 2014/09/22 19:25   >>

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カタルシス抜群。

かくて夜明けの神殺者 (2) (電撃文庫)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-09-10
中維

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「だからメリアン、メフィストメリアン――」
「お前の選んだ男を信じろッッ!!」


方向性としては禁書の上条さんに近い一撃必殺系の異能もちだけど基本は凡人タイプの主人公を主役とした異能バトル作品。
上条さんよりもいい意味で我がままで卑怯なのが個人的には好印象です。

ただ「一撃必殺系の能力」と「本人の霊異との友好を望むスタイル」が噛み合わず、ブチ切れるまで手段を選んで雑魚にてこずるような印象がある辺りは評価が若干落ちるか。
まぁスタイル以前に使い勝手の悪い能力ってのもあるんだろうけど。
今後の成長で雑魚相手にはさすがにもうちょい完勝できるようになってくれるとストレスが減って嬉しいかな。

あとはやはりサブキャラが魅力的。
今回敵方として登場した病犬とぶっ殺し兎の兄妹や、新たなデイブレイカーたる弥勒峠さんに、前巻から引き続き登場のコマさんなど。
もちろん日本神話の最高神たるアマ姉も。
情緒不安定で幼児退行するとことかマジ最高(そこかっ)
そして何より登場無くとも存在感たっぷりなスーパーヒーロー化野右近。

対して戦力的な意味で見劣りしてしまう学園サイドのメンツの成長が今後の課題か。
カーネや鬼崎くんには1巻の感想で書いたように「化野一家を人数増やして再結成」のためにも今後は成長してもっと絡んでいって欲しいものです。

最後に改心しただけでなく魔王様を惚れさせる男気まで見せた弥勒峠さんとか素敵なんですけどメタ的にはバランスブレイカーで今後出番は薄くなるかもしくはベジータ様ばりに噛ませになりそうで、そこんとこはなんとか上手くやり繰りして欲しいですね。
あと残りのデイブレイカーさんの活躍にも期待です。


それ以外では外道下劣をきっちりと型に嵌めてぶっ潰すとことかカタルシス的にイイ感じでした。
アミーの最後とか変にてこずり長引く事無くあっさりとプギャーな感じがかなり爽快でした。
ツクヨミにも一矢報いるというか、見事な「ザマァwwww」って感じが素晴らしい。


今回は前巻で霊異に対して蟠りがなくなった幸太が「メリアンとの関係を再定義する」巻とも言えた訳ですが、この辺をなぁなぁでなし崩し的に済ませるのではなくてきっちりと本人の自覚と宣誓があった点がグッド。
「三千世界の烏も殺そう」には濡れましたわ。

そんな感じで男を見せた幸太に対して、今回のメリアンはあまりいいとこなかったかな?
わりとあっさりと心折られちゃった感があってステレオタイプの自己犠牲精神の発露で身勝手な悲劇陶酔型ヒロインというか。
まぁそれはちょっと悪く言い過ぎな感が無きにしも非ずではありますが、もうちょい男の心情も考えてやってくれよって感じの対応でしたよね。


全般的に王道を行く作品で安心して見ていられますが、ただ一方で誰も彼もが王道を見事になぞりきっているので展開が安易とも言えなくもない。
それだけに一歩だけ踏み外した捻りのあるキャラ付けをしていけるともっと面白くなれるかな、と。

ともあれ今後にも期待のシリーズです。


1巻の感想はコチラ

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