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zoom RSS 量子魔術の王権魔導2

<<   作成日時 : 2015/02/07 22:16   >>

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いわゆる制限付きの俺TUEEEEモノ。

量子魔術の王権魔導(レガリアコレクション)2 (HJ文庫)
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「そのやっすい二束三文のパンよかいいものだよ」

ただ、まぁキャラは薄いっつーか浅いっつーか。
それぞれの感情の上っ面を撫でる感じで生きた感じはしないというか、お遊戯的というか。

大好きな幼馴染の女の子を守る為に強くなる為の努力を続けてる主人公とか、魔術をアプリ化して誰でも気軽に使えるようになった世界とか、魅力的な側面はないでもないんだけれど、全体的にちょっと浅い。

というか主人公なんかは1巻と比べてちょっと魅力が落ちている。
というのも守りたい女の子よりも弱い自分を、無才の自分を分かった上で、「それでも」という努力と、そういう状況で男なら感じてしまうであろう劣等感などの暗い感情を表に出さないところが良かったわけですけど1巻でチート臭い能力を手に入れてしまったせいでそこに酔っちゃったんですかね。
それに頼りきりで努力もクソもあったもんじゃない。
ヒロインなんかも「好きな男に守られる」という状況に酔っ払ってる感じで自らを高める意思が弱い。
そのせいで悪い意味でお姫様的な、あれもこれも「してもらう」事を待つだけの女になっていて人間としての魅力が薄い。
まぁお互いまだ高校生ですし、そういう意味じゃそういう風に酔ってしまうのも仕方ないといえばそうですし、この巻のラストでアリーシャが冷水ぶっ掛けて酔いを醒ましてくれましたのでそのあたりに関しては3巻以降はまた改善されるんじゃないかという気もしないでもないわけですが。


ただそれ以外の部分での粗がやはり目立つ。
今回ならサーバーに囚われた人間の救助に向かった際に美咲が使った魔術「アンリミテッドカート」とか、「便利よね?」とか言ってるけど、あれよくわからんけど触っただけで異次元空間(?)に収納とかそんな感じっぽいし犯罪に利用したら拉致監禁とかかなりヤバくね?っつー。
事件そのものも、親交を深めるイベントでのデモンストレーションがトラブって相手方の次期トップ最有力者に命の危険とか、カツキとアルマワート財団の関係にヒビを入れかねないような事件に見えるんだけどその辺何も語られないし、その次期トップ最有力候補であり親族でもある綾芽を殺そうとする理事長の親衛隊とか。
しかも仮にも魔術結社最大手の裏とか闇の部分を担う実力集団による暗殺が素人二人に防がれるというお粗末な結果だし。
なんつーか凄い行き当たりばったりというか色々と適当すぎるというか・・・。


黒幕たるみのりの動機が主人公への恋慕なわけですけど、ぽっと出のキャラな上に恋に落ちた過程を描かないし、そもそも絡み自体少ない市でアスモデウスの権能をきっかけとしているにしても唐突感以外のものはなく、新キャラのレンにしても一言二言の会話(ほぼあいさつのみ)で環に惚れるわ、ラストの美咲ももっと舞台を整えれば破壊力のあるイベントが作れそうなのにかなりやっつけなせいで「はいはい、ハーレムハーレム」という思いしかない。
基本的に因果とか情動というものがかなりおざなりにされているように見えてどうにももにょる。


そんなわけで色々と細かい部分に目を瞑れないとちょっと物語に入り込めないかな、と。
何も考えずに主人公賛美の俺TUEEEEでヒャッホーって出来るならまぁ楽しいかもしれませんけどね。


1巻の感想はコチラ

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