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zoom RSS クロニクル・レギオン2 王子と獅子王

<<   作成日時 : 2015/03/30 17:58   >>

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獅子心王登場!

クロニクル・レギオン2 王子と獅子王 (ダッシュエックス文庫)
集英社
2015-03-25
丈月 城

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「俺はこれでも――妹萌えにまったく抵抗のない男だ」

やはりこの人の描く格のあるキャラは皆、強キャラ感を漂わせながらも愛嬌があって素敵だ。
この巻で新たに登場した獅子心王・リチャード一世の豪放磊落と呼ぶべきか、大雑把と呼ぶべきか悩むあの在り方も絶妙な匙加減で苦労しそうだけど付いていきたいと思わせる引力のようなものがある。

そしてお決まりのハーレム。
今回、無事に妹分初音がハーレム入りです。
まぁ親戚のお兄さん・・・・じゃなかった、か〜ら〜の〜ハーレム!への展開はやや雑だったような気はしますが(笑)
っつか、これどう考えても護堂よりも刺される系主人公でしょう。
姫さま、刺しても良いと思いますよ(笑)
あっちこっちで、お前妻だ嫁だと何言ってくれてんねん的な。
むしろキャラ的には立夏が刺す方が似合ってなくもないか?
世の中の主人公はなんだかんだで許容されちゃうもんだから一回くらい刺される主人公いてもいいと思うのよ。
このキャラでいっちょブスッとやってみませんかね?
幸い死ににくそうですし。


ただ一方でカンピオーネと比較したときに、このクロニクルレギオンや盟約のリヴァイアサンがどうしても一歩二歩劣ると感じてしまうという感覚がある。
これは恐らく自分の趣味の問題であるのだけれど、「自分が戦う」のではなく、「戦わせる」のが基本路線である事にあるのだろう。
またさらに言うならこの「戦わせる」対象が人格を持たぬ道具のようなもので個々に人格を持った「人間を掌握する手間」が必要ない事も大きい。

かつて彼らは自らの魅力で部下を、戦友を魅了し、戦場において万夫不当の存在だった。
しかしこの作品で動かすのは物言わず心持たぬ人形のような存在であり、彼らは以心伝心のその人形を思うがままに動かし使い捨て自らは銃火に晒される事なく安全な場所から戦場を蹂躙する。
このせいで折角のカリスマ溢れるキャラクター達の他者を付き従わせる力の意義が薄れ、また闘争そのものにも「おままごと」感が少しだけ漂ってしまうのだ。

もちろん傷を負わないわけではない。
死ぬことがないわけでもない。
それでも、それでもかつてのそれと比べてみればこの戦場に「おままごと」っぽさを感じてしまうのは無理からぬことではないだろうか。


またこういう見かたも出来る。
この作品における主役は「復活者」である。
かつてこの世界で活躍した偉人達である。
彼らによって世界は動かされ、翻弄される今の世に生を受けた人々の存在の儚さ。
これがどうにも情けない。

もちろん主人公に従うヒロインなど復活者ではない存在と言うのもいないわけではない。
彼女らの果たす役割だって決して小さくはない。
しかしこの作品の一番の華であるレギオンを用いた合戦において彼女らは脇役にしかなれない以上、やはり主役は復活者なのである。

「死にぞこない」に我が物顔で世界を動かされ、奪われた現代の人間たち。
これに情けなさとやるせなさを感じてしまう心を止めることが出来ない以上どうしてもこの作品を楽しむ心に濁りが生じてしまうのは避けようがないのだ。


そんなわけでイラスト以外だとカンピオーネの方が全ての点において上かなぁとか思います。
まぁ今後登場する歴史上の偉人たちには期待しかありませんけどね。
誰がくるかねー。
っつか、あんまり雑多だとこの三国に縛られない勢力がその内出来上がりそうなんですが、ある程度縛るんですかね?


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