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<<   作成日時 : 2015/05/06 17:27   >>

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恋愛を放棄せよ!

いでおろーぐ! (電撃文庫)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-03-10
椎田十三

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「リア充爆発しろ!!」

リア充死すべし!を合言葉に「普通の恋愛」が出来ないアウトローたちが「普通な恋愛」を「リア充」を至高と崇め奉りそれ以外に価値なしとする価値観に反旗を翻すお話・・・・のようなもの。
まぁ実際のところ、そんな普通から外れてしまった者たちがありのままの己を曝け出せる仲間と集い何かを為すためにワイワイやってる時点で「お前らこそリア充だろうが!爆発しろ!」とむせび泣く真なるぼっちである我が心の叫びをきっと貴兄らは理解してくれるのではないだろうかと思う。
要するにそんな話だ。

さて、この作品がその手の非リア充と見せかけたリア充たちの団欒を主とした作品と一線を画す所があるとするならば、それはきっと「神」なる存在によって用意されたとてもありふれて順当な結末をモノの見事にブン投げてしまった主人公にあるのだろう。

これにより先人たちが歩んできた妥当で真っ当で「普通」なハッピーエンドを見失ってしまったヒロインと本作はどこへ向かって迷走していくのか。
それこそが見所であり、この作品の評価を決めるポイントになるのではないだろうか。

ありふれているがゆえに誰もが思い描ける・・・だからこそ一度は思い描く、そんなヒロインとしての普通の幸せへの道筋を絶ってしまった主人公の行ないはまさに鬼畜の一言である。


だが、果たして主人公のその選択は本当に鬼畜と謗られるべきものなのだろうか。
少なくとも主人公が惹かれた領家薫という少女は革命家としての苛烈さと初心でな普通の女子高生という二面性が同居した少女であった。
恋愛に堕し、革命家としての彼女を「死なせる」事は、仲間たちの過去を思いを性癖を受け入れてきた彼にとっては在りのままの彼女の「否定」になるのではないだろうか。
引いてはそこに集った彼らの繋がりそのものの否定にすら繋がっていくのではないだろうか。
もっと言えば彼自身が惹かれた彼女の魅力を彼自身の手によって半減させる行為に他ならないのではないだろうか・・・・・ってそれ要するに自分の好きな彼女でいてもらう為に彼女の幸せへの道を閉ざすという、つまり鬼畜な所業じゃないですかぁー!

うわぁ、この男マジで鬼畜だわ。
自らの欲望の為に一人の少女の幸せへの道を断ち、終わりなき闘争に引きずり込んだよ。
しかもこの男自身が憎からず思っている少女を、だ。
その上この少女を自分の手の内から離す気もないだろ、これ?
これはもう天誅あるべし、だな。
薫ちゃんには是非ともこの憎き男の掌の上で転がされるに留まらないでかくて強いヒロインになってもらって大いにこの男を慌てさせて欲しいですね。

って、それはそれでなんか羨ましいじゃないですかぁー!

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