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zoom RSS 落第騎士の英雄譚 1〜8

<<   作成日時 : 2016/02/07 11:23   >>

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王道に勝るものなし。

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作者のデビュー作が合わなかった事とあらすじのせいで全く見向きもしていなかったシリーズなのですが作者の最新作とアニメ化をきっかけに購入してみたら面白かったYOというシリーズ。

ホントはKindle版の「電子特装版」で購入したかったんだけどは「※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください」とかいう文言のせいで買うのが躊躇われたので書籍版を普通に買いました。

ご了承して欲しかったら何がどう違うのかちゃんと書いとけやゴルァ!
って思いません?
実際のとこ何か違うんですかね?違わないんですかね?
もうホントああいう曖昧な表現やめて欲しいね。
っつーかなんでそんな表現するのかもわからんわ。


とまぁ買うまでにあった諸々の話はここまでにして本作のお話。

魂を魔剣に買えて戦う現代の魔法使い<魔導騎士>という存在がいる現代日本において、魔力をほとんど持たず「魔法使いとしての才能」の無い主人公が剣術のみを極めて魔導騎士目指して奮闘する異能バトルファンタジーという奴ですね。

まぁぶっちゃけ似たようなものは良くある類いの設定です。
ただこの世界の魔導騎士とその候補生である学生騎士(主人公も一応この身分)がそれぞれに持つ固有の魔法<伐刀絶技>はかなり凶悪で、弓使いが自らと放つ矢を完全ステルス状態に置くとか、重力使いが衛星軌道上にある隕石を落下させるとか、因果干渉系の能力者が望む未来を引き寄せるとか、もはや剣術極めてどうにかなるようなレベルじゃないという。
だからこそ魔法使いとしての才のない主人公はどれだけ剣術に優れていても認められる事はないわけですが。

そして主人公の魔法使いとしての才能が無いという前提はどこまでいっても変わらないままに目標である魔導騎士への道を周囲に認めさせるためにどんなトンデモ能力も主人公の剣術の前に敗れるという。
一応その術理みたいなものは作中でも述べられているんですけど真面目に真剣に現実的に物事を考え出すと「おいおい」と言うしかない色々とダメな類いの作品ではあります。

ただこの作品の真価ってのはそういう部分じゃなくて、いやもちろん中2的なカッコよさがそこにあるのも間違いではないのですが、生きていくうえで大多数の人間が一度は感じたことがあるであろう「持って生まれたものの違い」という、例えば才能だったり、例えば環境だったり、そういった様々なものが自らの前に壁として立ち塞がったときに、どうするのか?っていう部分で、もちろんこの作品はファンタジーなわけで主人公みたいに努力なんて言葉すら生温い、修羅か羅刹もかくやなんて、そんなものを推奨しようって話ではなくて、むしろファンタジーだからこそそうやって壁を乗り越えていくっていう心意気にカタルシスを得る作品という奴なのですね。
つまり考えるな!感じろ!ってことです。

その上で主人公だけじゃなくてヒロインやサブキャラ、主人公と共に歩む味方も、競い合う敵も、登場人物皆が皆主人公に並び立つだけの意気を持っているからこそ、そのお互いが持つ信念をぶつけ合うようなバトルがとても盛り上がるんですよね。

そしてそんな意気が普段の、日常の在り方にもちゃんと繁栄しているからこそ無駄に物語がぐだぐだになる事もないという。
例えば主人公とヒロインがお互いに意識しあったところで変に二の足踏んで鈍感・優柔不断ハーレム築くとか、過去に囚われて今大切なモノを蔑ろにするような選択をしないとか。
彼らがバトルで見せるその信念に恥じぬモノは日常の中でもしっかりと息づいていてくれるから、物語において無駄なストレスがたまらないというね。

この作者の最新のシリーズである「超余裕」もそうだったけれど真っ直ぐに、捻りもなければ衒いもない、ただ自然体にあるがままに格好良いっていうのかな。
そういう作品ですね。


それに追加要素としてヒロインが淫乱というね。
主人公と付き合っているからこそ赦される類いのアウトな感じのアレさ加減がね。
ちょっとした息抜きとか緩急になっていて良いですね。

アニメ化自体もかなり恵まれた内容だったと思いますけど、人気に違わぬだけのものがある作品だと思います。



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