境界線上のホライゾン 3(下)巻 (前編)


境界線上のホライゾン3〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
アスキーメディアワークス
川上 稔

ユーザレビュー:
ギラギラ(ネタバレあ ...
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表紙からして飛ばしている今回は初っ端からアクセル全開です。
今回は適当にネタを拾って感想など書いてみます。

未熟者「くっそ、どいつもこいつも女の見方だね!
副会長「ああ、今、独逸だしな」
何もかもが沈黙した。
大聖堂の上、尖塔上にて通神関係の仕事をしていた浅間が、
「あ、うわ、落ちそうになりましたよ!落ちちゃ駄目私!落ちちゃいけませんったら!」
ああ、と正純が呟いた。
「オチがないもんなぁ」
浅間が落ちた。


取り上げるのは今更という気もしますが順調に滑りキャラをモノにしている副会長。
これでやっと彼女も武蔵の一員という感じですね。


カール大帝はその偉業ゆえ、後の時代、今においても英雄だ。欧州では‘皆の父’のようなイメージを持たれてもいる。騎士の時代には誰も彼もが先祖をカール大帝と言って己に箔をつけようとしたため‘それにつけてもオヤジはカール’というという物言いが流行したと聞く。

「元就様のアドリブマジ最高!」に次いで来ました川上ギャグ。
このセンスは神懸かっているかと。
個人的にはもういっそ崇拝してしまいますね。


副会長「タイピング遅いんだが、ツキノワって補助できるのか?」
あさま「オプション追加になりますけど、払いはハイディ達だから全然関係ないですよ?舌や喉の動きを感知して文章化するオプションがありますので入れておきますね?―ハイ」
副会長「こんららんりでいいいっのらららああ」
賢姉様「やだこの子、馬鹿の子になっちゃたのね・・・・!エクセレント!!」
あさま「あ、変換干渉率をもっと高くしますね?どうぞ?」
仕方ないなあ、と思いながらもう一度言う。こんな感じでいのかな?と。
副会長「斯様な感覚にて宜しいので候」
あさま「――あ、干渉し過ぎました。もうちょっと下げますね?」
不便な世の中だ・・・・、という半目を浅間に向けると、ハナミが踊って誤魔化していた。


ちょっ!ゆ、油断ならねぇぜ。
真面目な話になるかと思ったら不意をつかれて鼻水出たわ。


「御自分の役目を終えたら、武蔵に来てみるというのはどうだろう?松永公」
「うちにくれば―こういう方針を決めた馬鹿と酒飲んで話が出来るし、姫にも会えるし、酒井学長達もいる。―エロゲだろうが何だろうが自由だぞ?」
「法律の範囲内でな?」


良いですね。なんか妙にしんみりしてしまいました。
是非実現してもらいたい未来です。
「失わせない」という方針は素敵です。


後部座席に座っているミトツダイラは、動けずにいた。
女装の馬鹿が、こちらに寄りかかって熟睡しているからだ。
・・・ね、眠りを妨げてはなりませんわ・・・・!


スイマセン。あの挿絵はどう考えても「好きな人に触れられている緊張」にしか見えません。
っつーか<全裸>の女装姿普通に見れますね。
一瞬誰このキャラ?とか思いましたわ。

・・・あ、あの匂いの中でずっと我が王と暮らしたら、私おかしくなって――

むしろなって下さい。今すぐにっ!さぁっ!!・・・・みたいな?
というかこれ絶対「二人っきりで」としか考えてないでしょ?
メアリや噛み忍者、マルゴット達が頭から抜けてるっしょ?

・・・この御母様の匂いは・・・・。
間違いなく、顔を寄せて舐め、唇を這わせてのだろう。
そんな匂いが、有る、というだけでも鬱陶しく、それが自分の王に有るのも腹立たしい。
自分の王に、他者からマーキングされたみたいで、己に感じる不甲斐なさが憤りに転化する。
ゆえに母の匂いを消すために、ミトツダイラは彼の顔に唇と舌を寄せ、しかし、
「――」
やめた。
肩を落として身をわずかに引いた。


行け!行くんだネイト!そこは突っ走れよ!!

・・・私は騎士ですものね・・・

いえ、騎士兼ペットです。

そして、ミトツダイラは、もう一度あたりを確認し、誰も自分に意識を払っていないことを確認すると、
「・・・・・・・・」
彼の額に、己の頬から喉をゆっくり這わせた。


ぃよっしゃぁーーーーー!
でも次はもうちょっと頑張ってみようぜ!


ホラ子「輸送をやめて金を稼がないなどと、シロジロ様は気が狂われましたか?」
○べ屋「シロ君!シロ君!あんな事言われてるよ!?」
「言っておくが金のことを忘れた私ではない」
「放棄した船はこちらで買い取った。所有者はそれを元手に関東IZUMOにて新型輸送艦を買うという算段だ――関東IZUMOの輸送艦は既に私が買い取っているがな」
「やったシロ君!鬼畜で素敵!!どす黒いからこそ金の色が綺麗に見えるよね!!」


女性陣の悩みをさらっと解決しつつも自分の主義は曲げないシロジロさんが素敵です。
というかハイディはシロジロに対してどっちの評価を・・・・・あぁ、というかあの「あんな事」ってのは「見くびられている」的な、「ちゃんと金のことも考えていると示してやれ」的なニュアンスなのか。


「さあ、麻呂の考えたこの無茶を・・・・、やってみようと、そう思わないであろうか!?

や、あの・・・・、麻呂が麻呂のクセになんかカッコいいんですけど?


「御市様からの心配の通神文だぞ!‘勝家様も皆様も御怪我など無いように頑張ってくださいませ’だって!だってよ!達筆だなあ御市様!」
「達筆じゃねえよ!?改派の作った平仮名フォントじゃねえかよコレ!」
「ああ!?貴様が使ったら汚ぇ字になるんだよ!解ってねえな小物は!つうか貴様ら、ちゃんと御市様は貴様ら雑魚を‘皆様’と十把一絡げで気遣って下さったぞ!?」
「アンタ俺達に喧嘩売ってんのかよ。――おめえらも感涙してんじゃねえっ・・・・!」
おやあ?と勝家が身を捻って成政を下から見上げた。
「どうやら貴様も御市様にとって‘皆様’の範疇のようですねぇええ?ナルナルくぅん?」
「こ、この野郎、最悪の上役だ」

いいか?
「命粗末にすんな!イージーな仕事かもしんねえけど、死ぬ時ゃ命を有意義に使ってから死ね!御市様が貴様らの墓に宇宙規模の偶然で通りかかった時、死因説明出来るくらいの死に方しとけ!」

「右の手に剣を、左の手に聖譜を!」
「「右の手に剣を・・・・! 左の手に聖譜を・・・・!」」
「右の剣に勇気を、左の聖譜に正義を!」
「「右の剣に勇気を・・・・! 左の聖譜に正義を・・・・!」」
「「「右の勇気に勝利を・・・・! 左の正義に寛容を・・・・!」」」
「「「右の勝利に平和を・・・・! 左の寛容に祝福を・・・・!」」」
「「「右の平和に護りを・・・・! 左の祝福に永遠を・・・・!」」」

「「「護りために剣を!永遠のために聖譜を!」」」
「Tes.―」「Shaja―・・・・!!」


P.A.Odaの面々も面白カッコいいですよね。
武蔵勢とは少し違うけど、大筋では違わないというか、「悪役」ではなく「敵」という感じです。
まぁこれはP.AOdaに限った話じゃないんですけど、ホント、なんというか魅力的な奴らです。
だからこそ武蔵の「失わせない」という主張がコイツらの事も無理矢理失わせずにいかせてくれるんじゃないかと自分は酷く期待してしまいます。


作品が濃密過ぎるのか、自分が整理しきれていないだけか、容量オーバーしそうなので後編に続きます

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