戦え!神群活動保全課 カミカツ!

イラスト&あらすじに惹かれて購入。
やや、カンピオーネの影響を感じないでもない。


戦え!神群活動保全課 カミカツ! (HJ文庫)
ホビージャパン
翅田大介


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バステトがネコミミメイド喫茶を経営し、ベルゼブブが傭兵会社を設立し、ガブリエルがホストとして女性を口説く。
神が零落し、地上に現出し始めた世界。かつて通りすがりの女神に命を救われた守倉惟月は彼女に伝えられなかった礼を言うために彼女を探しながら探偵事務所の事務員としてのバイトに勤しんでいた。

そんな折、日本で声優をやっていたフェニックスが姿を消したので探して欲しいという声優事務所からの依頼を受け探している最中に女神そっくりの、ただし胸に詰まる夢と希望が少な目の女の子に出会う。

その女の子・薊谷サキとの出会いは惟月に何をもたらすのか?!



いつ如何なるときも飄々とした態度を崩さず面白おかしく自由に生きるという信念と、通りすがりの正義の味方志望の困っている女の子を助けたがるラブコメ気質たっぷりの性格の主人公がまず魅力的ですね。

まぁまだ何も語られていない時点でいきなり人気者な姿を見せられても、ちょっと違和感しか覚えない・・・というか変な人気者願望しか感じないので序盤だけはちょっと見せ方に問題がある気がしないでもないんですけど。
ピンチになっても飄々と軽口とともに・・・切り抜ける術を持っていない場合ただ危機意識が欠如しているように見えなくもないので出来ればサキとの出会いの場面では自分自身で切り抜ける方策を持っていたことくらいは示した欲しかったわけですが、実力に見合わない態度と言うのは作中に出てくる田中さんのように逆に見苦しくも感じますので、事態の解決を図れる機転が欲しいというか、そこまでピンチにならないだけの策が欲しいというか。でも一応「ただの高校生」に過ぎない主人公にそこまで求めるのも・・・・という忸怩たる思いもありまして中々にもどかしい所ですが。
まぁようするに序盤サキと出会わなかった場合どうなっていたんだ?という。せっかくの魅力的なスタンスも実力不足で、サキと出会うという幸運がなければその人生にあの時点で幕を閉じていたのではないかという疑問のせいでちょっと曇ってしまっているわけですね。

しかしまぁソコを抜けば中々に魅力的な主人公であることはやはり間違いありません。ガブリエルさんへの態度が若干酷い気はしますし、よくよく考えれば本来はガブリエルって女性体じゃないの?ホストなの?ホステスじゃないの?という疑問もあるわけですがその辺はそこまで神話に詳しくもないのに語るべき事柄じゃないですね。


で、ヒロイン。バステトさんがなんで惟月を気に入っているのかねぇ?という少なくとも現状の関係を築くに至った経緯が分からないので今の関係性は少し気持ち悪い部分がありますね。まぁネコミミ弄られて喘ぐバステトさんは素敵なんですけど。

メインヒロインの薊谷サキはツンデレなんですが主人公にいいように弄られているのでイマイチ、ツンが空回っているというか、いや、そういった関係性はむしろ大好物なわけですが。ひじょ~に残念な事に作者様が鬼籍に入られ完結する事無く終わってしまった「風の聖痕」とかそんな感じで、自分にとってはカンピオーネ以前の最高傑作だった理由の一つにそういったヒロインと主人公の関係性があったりもするので。
まぁそれはともかく彼女の魅力は次巻以降に持越しですね。風の聖痕もヒロインの魅力はむしろ2巻以降で大爆発でしたし。バレバレのツンデレ・・・というか天邪鬼っぷりを主人公がどれだけ愛を持って弄れるかに掛かっていますのでぜひともそこは主人公に頑張って欲しいものです。

先輩に関しましては残念ながら予想通りと申しますか、意外性をあまり感じない展開でしたね。次巻以降はっちゃけてくれればそれはそれで楽しみですが、現時点では特にいう事もなし、と。

あとはフェニさんですね。結局あれでフェードアウトとか惜しいといえば惜しいような・・・・。お礼に裸エプロン姿を披露するぐらいのスペックなのですからやはりこちらも次巻以降の再登場&活躍に期待です。そればっかですね。


まぁ総じて面白かったけどむしろ次巻への期待感の方が大きめの作品と言う感じなのですが普通にこの巻も面白いので表紙やあらすじに惹かれた方は手に取ってみても良いのではないかと。

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