断罪のイクシード ―白き魔女は放課後とともに―

タイトルに偽りなし。(注)褒めてません。


断罪のイクシード -白き魔女は放課後とともに- (GA文庫)
ソフトバンククリエイティブ
海空 りく


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朝、義妹が作ったご飯を食べて、
穂波(幼馴染)と一緒に登校して、
クラスとの友達と意味もない馬鹿話をし、
夜は日課の剣術トレーニング。

そんな何も変わらない、真新しさのない、ルーチンワークのような毎日。
そんな日常を送っている主人公が連続猟奇殺人に巻き込まれ殺されかけ、美人の転校生に魔術で命を救われて、非日常に足を踏み入れる。
これはそんなお話です。



まぁ、なんていうか、厨二病乙!みたいな?
「断罪のイクシード」などというタイトルを付けるだけあって設定からセリフから思考から何から何まで見事に厨二病乙!という感じですね。

どこかで見たようなやり取り、どこかで見たような固有名詞、どこかで見たような設定。
そんなもののオンパレード。
別にそれ自体を自分は否定しません。
後になればなるほど新しいものを作り出すのは難しくなっていくものですし、先達の影響を完全に取り除いた作品などというのもまた難しいものですから。

しかし、この作品に関してはちょっと厳しい。
セリフから思考から、あらゆる言葉の選び方とでも言うんですかね?全てに罹っている厨二テイスト。
よくある設定、掛け合いを彩るものがソレっていうのがまずキツイ。

そして主人公がちとウザイ。
なんというか、上から目線。
「助けてやりたい」とか、「笑わせてやりたい」とか、自分の都合、独り善がりな希望・行動をさも「相手のためにやっている」という思考やセリフが鼻につきます。
まぁ最後に「ただ自分が友達になりたかったんだ」と自覚したので悪いまま終わったわけではなく、及第点は越えましたけど・・・・。
あとまぁ、失敗したら町が滅ぶという状況で誇りがどうのとかなんか次元の違う話をされてもナーという。失敗できないんだから戦力は大いに越したことないだろ、みたいな。
一応、完全な足手まといと言うわけでもないのだし。

ヒロインの独り善がりな自己犠牲の方は神父さんがビシッと言ってくれましたけど、そのくせ主人公にはなんも言わんのですよねぇ。
むしろ「気に入っちゃったよ」とか言ってますし。
まぁ真っ直ぐな分、年長者には「青い」と微笑ましく思えるものなのかもしれませんけど。
このへんの主人公全肯定具合も自分の価値観的には合っていなかったせいで、やたら気になったり。

幼馴染の少しだけ透けて見えた裏の顔?とか妹のぶっ飛び具合は結構良かったですけど。
とりあえず贔屓にしているブログで「2巻で化けた」的な評価があったのでそこまでは買ってみますが・・・・・。
まぁ、正直微妙?

少なくとも新人賞の応募作品がこのまんまのこれだとしたら色々と欲張りすぎな所もありますよねー。
妹とか現時点では存在にほとんど意味と価値がないですし。

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