テンプテーション・クラウン 2

彩姫さん・・・・

テンプテーション・クラウン 2 (集英社スーパーダッシュ文庫)
集英社
2011-06-24
雪野 静

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基本的にこの巻であれこれと頑張ってくれたのはほぼ彩姫さんだったはずなのにあんまり報われることなく、ほぼラース相手に空回りを繰り返していた彩姫さん。
告白と看病と活躍シーンが皆無ではなかったとはいえ、その頑張りに対する報酬としてはどうにも当て馬っぷりが果てしないというか・・・・せっかくの表紙回だったのに(泣)。
そもそも告白だって彼女の頑張りの一環と言えるし、看病だって頑張りの結果体調を崩してしまったがゆえだと考えるとどうにもその頑張りが正当に報われているとえる描写がないというのは実に噛ませ犬的というかなんというか。

もちろん嫌いじゃないんですよ?ルヴィが今回何を頑張ったかって言うと・・・何だろ?的な感覚には陥りますが、だからといって嫌いなわけじゃない。彼女自身は健気な恋する乙女ですからね。でもそんなルヴィがこれだけ評価を上げておいて頑張った彩姫さんが・・・・というのはどうしたって納得がいかないわけですな。


アキトにそろそろまた一つ試練の時が近づいているのか?!
彼の想い人がミスコンに出場する動機がそれというのは・・・・。おまけにせっかくのその機会を見ること叶わず。
そこでそちらを選べる主人公だからこそ好きになれるわけではあるのですがね。
果たしてその想いを知ってしまった時、アキトが取る選択は?!
あっさりくっつくことはないと思いますし、諦められるわけもないとは思いますが果たして。
ルヴィたちと同じ立場になることにどのような象徴が隠されているのか?というお話でしょうか。


同じ立場といえば今回登場した二人の王冠、レノーレとルクツァー。アキトと同系統の能力でレノーレを支配するルクツァー。
この2巻で似た系統の能力者が、それもスタンスが真逆の能力者が登場したというのがまた何か象徴的と言うか。
ようするに「これからのお話」の主軸こそがそこになるんですかね?


「想い人が存在する相手への恋慕」と「感情を支配する能力」それぞれに対してアキトが出す答えが気になるところです。
そして少し不穏と言うか気になる描写があったのが幼馴染の瑞穂。彼女の隠された想いとは?
まぁ個人的には幼馴染、想い人の弟、未来の弟への態度としてみるにはいささかの違和感を覚えずに入られない描写が時折挟まれていたので、肝はそこにあるんじゃないかなとは思うのですが、それは「過去」のことなのか?「現在」のことなのか?はたまた「未来」へも繋がるものなのか?
「今さら」という気もしますが「ラスボス」という気もしますし、そもそも見当違いの可能性も多分に存在しますし、まぁその辺は明らかになる日を待つのみでしょうか。


まぁなにはともあれこれでシリーズ化決定と相成りますれば重畳ですね。

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