サカサマホウショウジョ

麻呂眉が可愛い主人公です。


サカサマホウショウジョ (集英社スーパーダッシュ文庫 お 5-1)
集英社
2011-11-25
大澤 誠

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「魔法も使えぬ下等な人間どもめ、今に見てるですの。このゆうま様が、すぐにこの世界を征服してあげますの!」



「―ぎぶあーーーーーーーーっぷ!」
「ありえないですの」
「・・・魔法少女も、この学校では一般人と同じですの」



シナリオやキャラクターはSD小説新人賞優秀賞受賞作に恥じぬ出来。
しかし、その物語の見せ方がちょっと厳しい。
状況も設定もキャラクターの心理描写も全て、誰が知っていようが誰も知らないことだろうが同じように地の文で「~~のだ」「~~である」と淡々と、一定の調子で既定事項として語られていくのが凄い違和感として存在します。
そのせいで中盤辺りまでは物語への没入度合いが希薄で読み進めるのがキツイ。
まぁそれでも頑張って読み進めればハチャメチャというか予想外な展開が先へ先へと読み進める原動力になるのでラストの方は結構良かったです。

ただもう一つの欠点というかなんというか。
これはある意味で1人の恋する少女の成長譚でもあるわけですが、その少女が恋する相手が・・・・・・。
見る目なさ過ぎるだろう?というね。


しかしまぁ主人公ゆうまのキャラクターは特筆すべきものがありますね。
公家のごときまん丸眉毛が愛らしく、おつむが足りずへっぽこだけど妙な自信の持ち主で、さりとて見切り・・・というか諦めも早くて、そして善とか悪とかで括れない大事なところで一本芯が通っていてブレのない性格と思想。
その人懐っこさと愛されるキャラクターは主人公として実に素敵です。


なんか続編が決定しているっぽい?ようだけど正直これはここで終わっていいような。
まぁゆうまとアンノンの百合に少しだけ期待はしてしまうけれども。
ついでに嵐も加わってくれてもいいけれども。
山田はまぁ蚊帳の外でいいです。

あとはもうちょっと学園のほかの面子の掘り下げですかね。
色々な能力のごった煮っぷりでカオスな展開を見せてくれるのならそれはそれで面白そうな気もしますのでそういう方面で期待でしょうか。
正直、山田が出るとシリアスもギャグも微妙になるのでヤツは蚊帳の外でいいですが(酷い

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