夢魔さっちゃん、お邪魔します。

頑張って最後まで読んでみて!
最後まで読んで初めて真価の分かる作品です。


夢魔さっちゃん、お邪魔します。1 (ファミ通文庫)
エンターブレイン
櫂末 高彰

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「俺さあ、最近思うんだよね。知らねえっていうのは、言い訳にすらならねえんじゃねえかって。大抵、『知らなかった』で済まそうとするじゃん?でもよ、何でもかんでも知っとけるわけじゃねえけど、ちゃんと見てりゃすぐにわかるようなこととかさ、せめて身近な人間のことくらい知ってて当然じゃねえのと思ってさ。」
「ほら、こないだテレビで誰かが言ってたんだよ。好きの反対は嫌いじゃなくて、無関心だって。知らねえって、ようするに興味がねえってことだろ?そいつの存在認めてねえってことだろ?そりゃないわな。俺もシカトされるとムカつくし、関係ねえって顔されるとイラッとくるからな。」



良い事言った!!!
正直自分はハーレムラブコメの鈍感主人公って大嫌いなんですよ。
知らないことが免罪符になるみたいな、そういうの。
駄目なんですね。
まぁヒロインの方も「察しろ」みたいな自分から前に進もうとせずに、明確な一歩を踏み出そうとしないのは、それはそれで嫌いですけど、大抵は言葉にしないだけで態度は明確にしていますからね。
それを気づかないってのはようするに見ていないって事。
認めていないって事で。
そんな主人公をどうして好きでい続けられるんですか?とね。


この作品はそんな自分の普段ぐつぐつと煮えたぎっていた思いを真正面からテーマとして描いていてくれてスカッとしましたね。

まぁ正直、このセリフが出るのはホントに終盤の終盤で、友人の口からこの言葉を聞くまでの主人公はホンッッットにイライラです。
何度心折れて読むのを止めそうになったことか。
そんなぐだぐだな状態なのに二人のヒロインからの好感度が高い状態にあるとかどこの糞ゲーだと。
でもその好感度がこの作品、このテーマに必要だったと、最後まで読んで良くわかりましたし、最後にはちゃんと主人公が成長してくれたので満足です。
その上で、上手くハーレムとしての要素を残してくれていて今後にも期待が高まります。


ヒロインは、3人ですかね。

夢魔さっちゃんは裏方もいいところ。正直ヒロインオーラは0ですね。漫才もつまらんです。メタクソだなぁ、おい。
幼馴染の現はツンデレと言うべきか、ヤンデレというべきか。個人的には嫌いじゃないですね。作中で言われているように、大嫌いは大好きにひっくり返る可能性があるわけで(その逆もまたあるわけですが)、つまり彼女のソレはつまりそーいう事なわけですから、後は包容力の問題ですね。っつーかアリディア様へ害意の理由がもうそれしか考えられないって言うか。
そして高貴なるアリディア様。高貴なのに献身ぶりがパネェ。そのくせ実は夢の中でアレである。服装と態度と行動と、少しでいいから統一してくれとも思うわけですがまぁ色々な彼女が楽しめて良いのではないのかとも。


正直一番良い事言った友人だけハブられているのが今後の不安というか。目を醒ました主人公が新しく構築しなおす対人関係の中に青谷はいるのか!?ってかそもそも2巻以降の出番はあるのか!?


うん、ホント最後まで読んで初めて意味のある作品なので、終盤まではイライラやハラハラが諸々募る想いがあるとは思いますが頑張って最後まで読んでください。
それだけの価値はあるはずですので。

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