僕と彼女のゲーム戦争 2

今回は久しぶりにちょっと辛口。


僕と彼女のゲーム戦争〈2〉 (電撃文庫)
アスキー・メディアワークス
2011-12-10
師走 トオル

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 僕と彼女のゲーム戦争〈2〉 (電撃文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



「それにしてもまどか、キミも知り合い呼ばわりはないだろう?せっかく許婚が会いに来たというのに」


まず始めにこの作品の魅力について語ると、それはずばり八宝備仁の挿絵と「現実のゲームを題材にしています」という事。
・・・・・・・・。
終わり。


挿絵は可愛くエロい女の子を描くことで有名で、人気のあるイラストレーターであるところの八宝備仁さんですからヒロイン達の絵はとても可愛く魅力的です。
そして、作者本人自身が作中取り扱うゲームが大好きなのか、そのゲームへの描写はそれなりに楽しそうで、はありますし、実際に知っている人にとってはな感慨深い事にもなるのでしょう。

でも、それだけなら、いっそゲームの紹介本って言うんですかね?ブログでレビューでも書いてりゃ良いんですよ。ライトノベルにする以上、魅力的なキャラ、もしくはシナリオ、そういったものは必須なのです。
その点、この作品は現状、ライトノベルである意味が、価値がまるでない。(※あくまで個人的な感想です)

ライトノベルにせよ漫画にせよアニメにせよゲームにせよ、そうなのですがそれらの媒体において「高嶺の花」「美少女」などといった設定ってのははっきり言って欠片の価値もないと思うのですよ。
どんだけ「不細工」みたいな設定があったって、実際にそれが絵になった時に可愛く描かれたら、それはもう「可愛いヒロイン」にしかなりえないのですから。
「高嶺の花」というのも似たようなもので、どれだけそうなのだと作中で主張されたところで、主人公相手の態度次第で「高嶺」も「路傍」へと様変わりなのです。
何が言いたいかというと、つまり「作中でそのキャラをどう表現するか?」それこそが、それだけが、そのキャラクターの魅力に繋がる唯一のものなのだと、そういうわけです。

んでこの作品。
高嶺の花な二人のヒロインは、片やゲーム大好き人間で、ゲームに啓蒙された主人公をあっさりと気に入る美人生徒会長。
片や、超テンプレで、意外性もあったもんじゃない、挿絵頼みのツンデレ金髪ロリ巨乳。

ツンデレってのはさぁ、意外性なんだよ。
ギャップが、不意打ちのデレが、俺たちのハートを打ち抜くんだよ!
こんな、予想通り過ぎる反応しか返さない、おまけに大した労力も払っていない段階であっさりとデレてみせるツンデレ、なんの価値もない。
苦労が報われるから、それによって得られるデレに価値があるんだろうに。
ゲームしただけじゃん。
活躍もしてなけりゃ、努力もしてないじゃん。
男気だって見せてないじゃん。
ローリスク・ハイリターンとか、そんな愚にも付かない妄想じみた展開、価値ねーっつの。
こんなんでデレるやっすい、おまけに予想通り過ぎるツンデレ、意味ねーっつの。

シナリオの方も権田(笑)権田原さんはともかく、屑みたいな敵役は甚だ不快で、おまけに中途半端にブレーキを用意する(先生による交渉・メイド達の諌め)せいで展開が温いことこの上ないし。

主人公のゲームの登場人物との同一化とかさ、なんか意味あるんですかね?
普通にバーチャルリアリティ系のゲームにしちゃっても問題ないよね?


なんつーか、作者が「ゲームについて語りたい!」ってだけな作品に見えるんですよね。
そこが大事でそれだけが目的で、それ以外の部分で手を抜いているように見えるというか。

まぁ自分に合わないってだけなのかもしれませんけど、これまでの作者の作品のファンからすると、ちょっと色々と残念です。
そもそも超毒舌外道弁護士・山鹿善行に、俺TUEEEE主人公の代名詞にして、シリーズ通して心も本物の英雄へと成長したアレス・ファノヴァール。
あれほどに魅力的な主人公を描いてくれた氏の次の作品の主人公が毒にも薬にもならない平々凡々な面白みの欠片もない性格ってのが、もうね、ないっすわ。


しっかし、この表紙絵、なんかエロいなぁと思ってたら、手の位置を少し上下に弄るだけでまんま手コキポーズじゃないですか!片手を耳に髪をかけるようにして舌をぺロリと出せばフェラもいけそうですし。どうりでエロいはずだよ!(お前の頭がなっ!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック