かんなぎ家へようこそ 4

( ゚д゚)ポカーン
お、終わっちまったゾ?


かんなぎ家へようこそ!4 (GA文庫)
ソフトバンククリエイティブ
冬木 冬樹

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「・・・・悲しい時、辛い時、目の前が真っ暗になる。世界がくすんで見える。何もかもうまくいかないような気になってくる。――楽しくないじゃない、そういうのってさ」
「だから、茶化すのですか?」
「そうそう。見方を変えたら世界は変わる。世界は全部、観測者の気分次第、ってね。僕は、自分の見る世界に楽しくあってほしい。僕の目の前は明るくあってほしい。だから、茶化して、大したことないみたいに扱って、冗談を言って、どうなるかわからない未来が幸福であると決め付けてかかるのさ」

「というわけで、僕は君が幸せになるために全力を尽くす。タマちゃんもだ。ハナもだ。僕は浮気者の座敷童子。全ルート同時攻略が信条なんだよ」


んんっ?
あれ?
あるぇー?
とまぁ正直疑問ばかりが先に立つ唐突なエンディングというか。
投げっぱなし、投げやり、迷走の末の墜落とか、そんな印象が拭えない終わり方で、結構GAの中ではお気に入りシリーズだっただけに残念でなりません。

座敷童子ゆえに人の不幸が見過ごせずに、ゆえに不幸な人を家に招いて強制的に幸福にしてしまおうという主人公の我、目的意識が好きだったんですけどね。
不幸な女の子を幸せにするというコンセプトも個人的にはとてもツボ。
薄幸だった女の子の幸せを噛み締めるような微笑み、浸るような華やかな大輪の花のような笑顔、もしくは照れたようなはにかみ顔。そういったものを想像するだけでご飯三杯は軽いでしょ?つまりそういう事なわけだったのですが・・んんー?

幸せになった女の子が増えることで、その子が不幸な女の子を自発的に幸せにする為に動いたり、主人公に助力したり、幸福の連鎖が生まれ、一方でそうやって変わる人間関係が生み出す不幸や亀裂もしっかりと存在したり、またそれに対処してみたり。そうやって校内を舞台にした幸福と不幸の馬鹿騒ぎに興じる一方で家族を舞台に粛々と進行していく不幸の影をメインに据えて、最後はみんなが力を合わせてハッピーエンド。
なんてものを1巻を読んだときには想像していたんですけど・・・・あれ?

1巻は良かった。
2巻以降で帯ちゃんキープしつつも1巻の後始末として唯ちゃんが存在感を増し、白ちゃんとしおりちゃんが出てきたり、座敷童子の新たな可能性として部活というものを模索してみたり、姉が出てきたり、百目鬼と珠ちゃんの問題が出てきたり、どれも自分の想像と同じ方向に進むような展開で悪くは無かったような気がするんだけど・・・・・あるぇー?

結局、片がついたのは百目鬼と珠ちゃんの問題だけで、しかもそれにしたって色々とハードルだけ高くしたものの、「なんかわからないけどクリアしました」みたいな。
なんか色々と端折っているというか、投げっぱなしというか、え、ぇぇえ?


しおりちゃんって結局何のために出てきたの?
部活はどうなった?
運命に打ち勝った勝因は?
などなど疑問てんこ盛り。
作者が問題を作るだけ作って、風呂敷広げるだけ広げて畳みきれず、問題を解けずに、一切合財を放置して強引にエンディングに持って行ったのか、はたまた人気無くて打ち切られたので苦渋のエンディングなのかはわからないんですけど、ちょっとこれは未消化感が強過ぎますねぇ。
帯ちゃんもなんか結局1巻以降はメインになりきれないまま名無しのサブと同レベルの扱いどまりというか。
そもそも「アマネが初めて幸せにする事に成功した人の顔を見せる」ってシーンがあったのに肝心の挿絵が無くて顔見れないじゃん!とか片手落ちもいいところですし。


んー、なんともお粗末で尻切れトンボな残念な形での終了ですね。

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