天地無用!GXP 8

ハーレムも 数が過ぎれば 気持ち悪い

真・天地無用!魎皇鬼外伝 天地無用!GXP 8 (富士見ファンタジア文庫)
富士見書房
2012-01-20
梶島 正樹

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「私が大きくなった時、もしお兄ちゃんに誰も居なかったら、ネージュをお嫁さんにしてくれる?」

とかまぁ一句詠んでみたり。
季語ないから俳句じゃなくて川柳ですな(どうでもいい)

真・天地とのリンク・・・というかまぁあれやこれがあったりで梶島天地の世界観のファンである身としては興奮モノ・・・というにはまぁ既にどっかで聞いたような情報なので微妙ですが、それでもまぁ色々と世界観的に面白いのは間違いないのですが、ハーレム度合いが酷いのがなんともかんとも。
いや、ここまで数の多いハーレムってぶっちゃけキモイのですよ。


ハーレムってのは基本的に主人公の魅力と惚れさせる行動、好かれ続ける器が重要だと思うのですよ。
魅力ない主人公が多くのヒロインに惚れられてもご都合主義っつーか、なんかいっそいたたまれなくなるんですよね。「俺の考えた最強主人公」とかいわゆる中二病だった自分が書いた小説・設定を大人になって読み返した時に感じるアレ。
そういうのを感じるのです。

それにヒロインを主人公に惚れさせる行動。
きっかけらしいきっかけもなく、ヒロインに惚れられていくのもまた同様にいたたまれなさを感じます。

そして好きって感情は基本的に刺激物とでも言うんですかね。
慣れが生じるものだと思うのですよ。
その感情は磨耗していくものだと。
好かれ続けるというのは相応の段階・手続きを踏むか、常に新たな刺激を与え続けることでしか維持できないものだと思うのです。

この作品の主人公・山田西南は魅力のない人物だとまでは思いません。
ですがヒロインの数が増えるごとに加速度的にハードルを増していくハーレム維持の難解さというかヒロインの感情の「自然さ」というか読者(というか自分)への納得。
これを現状でクリアできているかというと・・・ちょっと微妙も微妙なんですよな。
せいぜいアニメ同様の4人くらいがギリギリの境界線というのが自分の認識。
なのでハーレム人員が二桁を超えるこの小説での水増しっぷりは正直、読んでいて辛い。

その上で色々と「規格外」っぷりを色々なものに与えようとする過度な描写。
これがまた下品っちゅーかなんつーか。
主人公のマンセーっぷりが天井知らずっつーかなんつーか。

いやもうホント、何もかもが「なんだかなー」なのである。
何もかもが凄さを強調し過ぎていて飽和しているというか。

すんごい世界のすんごい人たちに囲まれて、すんごい愛されちゃってるすんごい主人公がすんごいんだぜ!みたいな。
簡単に言うならこの小説のイメージはそんな。
一言で言えば「うへぇ」である。

もうちょっと色々と抑えてくれないかなぁ。

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