モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)

ゲスいくせにめっちゃカッコいい主人公のハーレムモノです。



「世界中の女の子が僕のハーレム要員になればいいのに」
「そしたら、今度は僕が守ってあげられるのにさ」
「神様、どうか今日も世界中の女の子が幸せでありますように」
「そして明日もかわいい女の子と出会えますように」


半ば二重人格じみた、異性を見たら年齢も種族も立場も何もかもをまるっと無視して口説いて回る制御不能のスケコマシを内に秘めた主人公・望月砕月。
二股がバレて修羅場った挙句に二人の女性を傷つけ、振られ、傷心の彼が出会ったのは世界のバグを修正する使命を帯びたウィザード・ウバタマことタマ。
病気の赴くままに彼女に調子の良いことを言っているうちにバグ修正のお手伝いをする事に。
折りしもバグは砕月が二股を掛けた少女達の心の隙間に忍び寄っていたようで・・・・・。
とまぁそんな感じのお話。

めっちゃ面白いです。
今まで手を出していなかった事をとても、とてもとても、後悔しています。
まぁそのおかげで3巻まで一気読みが出来るので、実はそこまで後悔してはいないんですけど(してねーのかよ!

「砕月は無駄に行動的だし、弱ってる時に限って手を差し伸べる。外道のくせに相手のことをキチンと考えてるから始末におえないの。基本的に外道だけど相手の在り方を否定しないし、相手のことを第一に考えてるでしょ?DVにはまる女性の心理と同じで、嫌でも感情の振れ幅が大きくなる。信頼してしまう。だまされてると気づいても後には引けなくなってる。スケコマシのやり口」

とは砕月のかつての犠牲者でもある幼馴染の言。
実際のところ砕月という男、二股発覚時に

「初体験は3P以上って昔から決めてましたっ」
「さあ、おいで。僕のかわいい子猫ちゃんたち」


だの

「それで、砕月さん、どっちなの?小娘と私、どっちを選ぶの!」
「お母さん!自分の娘を小娘とか言うような人は母親として以前に人としてダメだよ!」
「三人で仲良くやっていけないだろうか?」
義父さんがさりげなく鬼籍に入っているから困る。


とまぁ基本ハーレム志向で来るものを拒まないどころか次から次へと声を掛けていくどうしようもない男なのだが、女の子の幸せの為になら命すら平然で懸ける異常者です。
しかもこれは嫌われている相手だろうと、命を狙ってくるバグが相手だろうと、女の子であれば無関係に発動します。

付き合ってる子がいても姿勢が変わらないのでフラグ乱立、しかも来るものは何があろうと拒まない。
ゆえに二股三股当たり前。
しかも問い詰められれば開き直ってこの通り。
だから同じ学校の中では9割九分の男子と8割以上の女子にも嫌われているという。

そして、その姿勢だけに留まらず、本来のスケコマシ能力はかなり高いのです。
この作品内でも、二股がバレて振られた二人の女の子を相手に口八丁の泣き落とし・土下座・赤ちゃんプレイ等を駆使して最終的に再び惚れさせるという偉業を達成しています。
その落としテクは某落とし神にも匹敵するレベルかと。
そして某落とし神同様に、落とすつもりで接しているので、やり取りがエロいのなんのって。

やっぱり「惚れられる」よりも、「惚れさせる」方が興奮度合いって上ですねってのをこの作品を読んで実感しました。
ついでに言えば、それはあくまでビョーキ人格の行動だという話。
女の子と接するときに勝手にビョーキ人格は起動しちゃうので作中のほとんどがビョーキ人格の振る舞いなわけですが、視点自体はあくまで本来の主人公の人格であり、本来の主人公は女の子に対して誠実でありたいという思考の持ち主。
二股三股が発覚して傷つけるよりも、一人を選ぶ事で傷つけるほうが良い、とかそういう思考の持ち主。
だからこそ、ビョーキ人格の振る舞いに頭を抱えるものの、コントロール不可な自動起動の人格に慌てふためき、ツッコミ入れまくり、抵抗を試みる地の文と、裏腹に口説いて落とす主人公、というコメディ的にも美味しい作品です。

もちろんヒロイン達も魅力的。
エロビッチ人妻に、色ボケブラコン妹、ストーカー上級生に、勘違い押しかけ妻、そしてかつての被害者たるツンクー幼馴染とKYウィザード・タマ。
ハーレム志向の主人公のビョーキ人格を知ってなお、主人公を求めるヒロイン達には精神的なタフさが求められるので自然とキワモノちょっと個性の強いヒロインにならざるを得ないのだ!

年上&ヤンデレスキーとしては香織さんか静流さんをイチオシにしたいところだけれど、ツンクー幼馴染がデレた時の破壊力を想像すると悶死モノなのでイチオシは千夏で。
っていうかてっきり親バグの宿主は千夏だとばかり・・・・・。

なんだかんだでカッコいい主人公がヒロイン口説いて回って修羅場をあちこちで発生させながら世界を救っちゃうコメディ・「モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)」は「神のみぞ知るセカイ」が好きな人なら8割方気に入るんじゃないかなって作品だと思いますので、あれが好きな人は是非どうぞ。

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