ツンマゾ! ツンなお嬢様は、実はM

ジュブナイルポルノですが、それを活かしたラブコメとして普通に良作です。

ツンマゾ!―ツンなお嬢様は、実はM (えすかれ美少女文庫)
フランス書院
葉原 鉄

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「私がマゾの変態であることを知った以上、恋だの青春だの青臭いことは言わせないんだから。あなたの平凡な人生は今日で終了!おめでとうございます!今日からアナタはどSのご主人さまよ!」
「い、いやいやいや、俺は純愛派なんだ!」


とあるブログでお勧めされていたのを見て購入。
ジュブナイルポルノである事を活かしたラブコメとして、そこらのライトノベルのそれよりも良作です。

学園にファンクラブもあるほどに慕われているお嬢様が実はトイレで、クリトリスを輪ゴムで縛って電マでオナニーするのが日課なドMで、その為の道具を入れた巾着袋を主人公に拾われた事から勘違いして主人公にご主人様になる事を強要してくる。
ヒロインのことが好きだった主人公はそんなアブノーマルな関係は嫌だったのだけれど、流されて関係を続けるうちに秘められたSっぷりを発揮しだして・・・・という話。

こうしてあらすじだけ抜き出すと随分と男にとって都合の良い、実に妄想じみた作品のように見えるのだが、ある意味でそれは間違ってはいない。
但し、意外・・・・・なことかどうかはともかくとして、ツンマゾキャラというのがラブコメとの親和性が高かったようでラブコメとして普通に笑える作品に仕上がっている。
これは無論、ジュブナイルポルノというジャンルだからこそ為し得たことだとは思うのだけれど。

「本当になんでもするの?」
「はい、足も舐めます」
「ふざけないで!そんなおいしい役、だれがあなたなんかに譲るもんですか!」

(きた!言葉責めきた!これはイケる!)

「そ、その言い種は非常に私好みではあるんだけど、いつもと激しく違うテンションに戸惑いを隠せない雌奴隷鷲尾真子であります・・・・」


とまぁこんな感じで反応がおかしい、思考がおかしい、人としておかしい。
かなりダメな感じのヒロインのマゾ芸が面白いです。

その上で、あくまで「SMプレイのご主人さま」でしかない主人公が、ヒロインを「『恋人』に堕とす」流れも「ご主人さま」らしい流れでエロス的にもラブコメ的にも上手いなと思いました。


欲を言えば最初の流れだけはもう少しどうにかならなかったのかな?ってところですね。
いくらマゾとは言え、「レイプされるなら誰でも良い」ともいえるような流れはさすがに違うと思うので。
ただまぁ、エロスを手段の一つと見れば少なくともラブコメ系作品にはまだまだ可能性が大いに残されていることを示した良作だと思いますので、「ジュブナイルポルノ」だという事で毛嫌いせずに、偏見を持たずに、手にとって貰いたい作品ですね。

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