月花の歌姫と魔技の王

最強幼馴染・マリーアさんの魅力が天井知らず!

月花の歌姫と魔技の王 (HJ文庫)
ホビージャパン
2012-05-31
翅田大介

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「・・・よろしいんですか?私のような者が居たら・・・・不愉快ではないのですか・・・・?」
「ええ、不愉快よ。胸を掻き毟りたくなるほどに」
「不愉快だけど、構いやしないわ。あたしはあたしの魅力でライルと勝負してるの。木っ端の一人二人増えたところで揺らぎはしないわ」


うわーーーもう!もうッ!もうッ!!
幼馴染のマリーアさんがとにかくカッコよすぎて可愛すぎてヤバイ!やば過ぎる!

ある意味でとっても見栄っ張りで意地っ張りなんだけれど、その見栄と意地の張り方が凄いカッコいい!
自分を磨きに磨いて、それでもライルの見えないところでは不安や劣情(笑)を持て余してジタバタしてるんだけれど、そういう諸々を絶対に見せないんですよね。
常に余裕を身に纏い、彼に十全のサポートをする為に、それでいて何かを押し付けるのでなく、ただひたすらに彼の為に、彼の隣に立つに相応しき自分である為に。

「ライルはたぶん、本質的には誰も必要としていないわ」
「だから――そう、だからこそ、燃えるわ」
「そんなライルだからこそ、その優しさに理由を付けさせてやりたい――あたしをあいつに認めさせてやりたい」


ジタバタしてる彼女も、見栄張ってる彼女も、とにかく素敵過ぎる!
生き様が、マリーアという女性の在り方がとにかく素敵!

その魅力を十全に語りきれない自分の貧困な語彙とセンスがここまでもどかしく感じるのはいつぶりだろう?
それぐらいもう、とにかく、マリーアさんが素敵だ!


一方で、もう1人の、表紙も飾ったメインヒロインと思しき彼女は精神的に半ば死んだ状態で中盤過ぎまでいたせいでちょっとこれ、魅力という意味では1周どころか2周半くらい差をつけられている感じ?
2巻以降に期待っちゃー期待なんだろうけれど、マリーアさんとも変に同盟関係っつーかお友だちだったり同志だったりと色々と関係を結んじゃったので、これはどちらかを選ぶよりも両手に花エンドが相応しいかな?

むしろメイドのミラさん含めて4Pエンドか!
なんか最後にライルと会話を交わしていたのを見て「あれ?メインヒロイン、ミラさん?」みたいに思ったし。
うん、まぁ気のせいだろうし、そもそもマリーアさんの魅力には勝てないけれど。
それでも彼女達とはまた違った位置から主人公に侍るポジションを確保してしまいそうなしたたかさのようなものは感じましたね。

んで、そんなモテモテの主人公・ライル君。
こいつがまた憎たらしい奴なのです。
「誰かに優しく出来る人間でありたい」という自身の望む在り方を体現する生き方をしている男で、見返りを求めるのではなく、他者に優しくする自分に酔うでもなく、「誰かの為に」などとも考えぬ、自分が自分を認める為の行為としての、なんとも傲慢な優しさを持った男なのです。
空恐ろしいまでの才を持ちながら、それに押しつぶされる事のない「我」を持った、優しくも傲慢な男なのです。


そんな魅力的な彼らが織り成す物語が今後どんな方向に転がるのかよく分かりませんが、とにもかくにもマリーアさんとはまたお会いしたいですね。

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