憂鬱なヴィランズ

期待していたほどに面白くはなく、さりとてつまらなくもなく。

憂鬱なヴィランズ (ガガガ文庫)
小学館
2012-08-21
カミツキレイニー

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「え・・・・どうしよ。泥棒、ですか?」
「・・・・・・」
「・・・・え、と・・・・。じゃあ、警察・・・・・?」
「にゃー」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・なんだ、猫か」
「にゃー」
「――んなわけあるかっ」


あの「こうして彼は屋上を燃やすことにした」で鮮烈なデビューを飾ったカミツキレイニーの新作が発売です!

ただ、ちょっと期待値が高過ぎたのか、どうにも拍子抜けというかなんというか。
決して悪くは無いのだけれど、さりとて手放しで褒められる出来かと言えばそんんこともなく。

前作同様読み進めていくことで、それぞれのキャラに見えていた表面とは別の顔・・・・というとちょっとなんか印象がアレですが、言動に対する単純な評価がそのままキャラの本質に直結せず、読み進め、起こる様々なイベントに対するキャラクターそれぞれの反応を見せることで徐々に徐々に各キャラの本質が明らかになるというか、「単純じゃない」という意味では読み応えもあった・・・・ような。

結末それ自体も落とし所としてはそこまで悪くもない。
ただ、それでもなんとなく物足りないと言うか拍子抜けというか。
言うなればありふれた食材を独自の調理方法で見た事もない料理に仕上げてみたけれど味は凄いありふれた普通の料理だった、みたいな。
多分、そんな感じ。

帯刀さんの独特の感じは物語が進む事で変化し、そこで初めて破壊力が出てくるのかなぁとも思うので少し続く事を期待。

とりあえず現状ではキャラ的には生駒さんが一番良かったかも?
灼w熱w林w檎ww
みたいな意味でもそうなんですけど、なんか「優しい」じゃなくて「甘い」っぽいところがなんか妙に琴線に触れました。
は!?甘いものを好むとか、俺も狼に取り憑かれているやも?!みたいな。
っつーかパンツパンツ作中で何度もパンツ見せびらかしてんのに何でパンツ挿絵にパンツが描かれていないんだよ!とかちょっとパンツ憤慨してみるパンツ。
あまりにもパンツ憤慨し過ぎてちょっと言語パンツ野がパンツに侵蝕されたパンツ。
どうしてくれるパンツ。


著者の過去作品はこちら。
http://otakouta.at.webry.info/201105/article_12.html(こうして彼は屋上を燃やすことにした)

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