ばけらの!

愛すべきダメ人間達のありふれた非日常な物語。

ばけらの! (GA文庫)
ソフトバンククリエイティブ
杉井 光

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「ご飯持ってきた」
「ば、ばかっ、食い物で釣られる俺じゃっ」
「・・・・なんだこれ」
「えーと。カブの天ぷら」
「ほら、あの株が上がりますようにってことで、カブを油で揚げてみました」
「・・・・おまえそんなギャグセンスで、よく作家続けてく度胸あるな」


恐らく身内ネタ。
葉隠イズナ=支倉凍砂
神無月つばさ=上月司
なのは分かった。あとは分からん。

とはいえ、さすがに分からないままは悔しいので調べてきました。
風姫屍鬼=風見周
エム=鈴木大輔
黛亜里沙=有沢まみず
男爵ウーノ=あざの耕平
らしいです。
有沢まみず以外あんま縁がないから仕方ないよね?・・・・と思ったら最近は鈴木大輔も読んでるんだった。
でもエムじゃさすがにわかんねーよ。


まぁ身内ネタとはいえ、普通にラノベとして楽しめる内容で、どうしようもないダメ人間達がわいわいぎゃあぎゃあしながら楽しく生きている姿は「神様のメモ帳」のニートたちを髣髴とさせるし、エムの存在とかまんまヒロさんみたいだし、麻雀だのラーメンだのフィクサーだのあちらでちらほらと見かけたネタが散見されたのできっとこれがそれに繋がったのだなぁ・・・などと刊行スケジュール的にどっちが先か分からないのに感慨に耽ってみたり。

この作品も直近で読んだ著者の作品同様、メタネタがちょこちょこ散りばめられているんですけれど、それが自身への自虐ネタみたいになっているのが大半で、メタネタ嫌いの自分にしては珍しく割りと受け入れられましたね。
「書いてる小説の主人公そっくりなウジウジ虫」
とか、ああ・・・自覚はあったのね、みたいな。

ドタバタなとってもありふれない日常に終始するのかと思ったら最後でいきなりシリアス展開、主人公がウジウジ虫発動の平常運転でウザっぷりを示すのもいつもどおりなら、それでも最後にはしんみりさせられてしまうのもまたいつもどおり。
べ、べつに泣かされてなんかいないんだからねっ!

上述の通り、この作品の登場人物は実在のラノベ作家をモチーフに描かれており、いくらかは実際の出来事だという話もある?って話なので、作家自身にも興味のある人にとっては一粒で二度美味しい作品ですね。
まぁ自分はそちらにはまるで興味がないので純粋に内容だけを見た評価になりますが、それでも悪くはなかったかと。


著者の別シリーズの感想はこちら。
http://otakouta.at.webry.info/201205/article_56.html(神様のメモ帳1巻)
http://otakouta.at.webry.info/201208/article_19.html(楽聖少女)
http://otakouta.at.webry.info/201204/article_20.html(生徒会探偵キリカ1巻)
http://otakouta.at.webry.info/201208/article_28.html(さくらファミリア)

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