境界線上のホライゾンⅤ<上>

毛利VS羽柴、武蔵VS???、開戦。

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンV<上> (電撃文庫)
アスキー・メディアワークス
2012-08-10
川上稔

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「――それでしたら、気が向いた時に、うちに来ればいいのでは」

敵も味方も、勝者も敗者も、弱者も強者も、全てを飲み込み行くか全竜。
といったところか。
Ⅲ<下>で正純が松永相手に語った言葉でもありますが、それを今度はホライゾンが語りましたね。
これは正しく強欲です。
何一つ失わせず、何もかもを得ようという、武蔵のトップ2人の強欲。

失われる事を仕方ないものとして、しかし、出来る限りそれを抑え、出来る限り他者には負担を求めぬ者と、失われる事を認めず、他者に助けを求め、どこまでも抵抗をする者。
果たして本当の愚者はどちらなのか?

人を人たらしめるのが大罪であるのなら、強欲と共にある武蔵勢こそが人なのか。
羽柴のそれを傲慢としてみればそれもまた人なのか。

ではそこに割って入る六護式仏蘭西の大罪は虚栄なのか。
残りの大罪は誰が、何が背負っているのか。

とまぁそんな事を考えるわけですが。


そんな今回のお話を簡潔に、サザエさん風に語るなら

・ウッキーのデレ墜落
・ミトツダイラ、嬉ションする
・テンゾー、戦場で欲情する
以上でお送りいたしまぁす。


とかそんな感じでしょうか。
とりあえずウッキーのデレデレっぷりがやべぇ。
テンションは以前と変わらない・・・というかむしろエロゲ談義的なアゲアゲ状態がなくなって終始落ち着いてるんだけれど、冷静にその語る言葉を分析するとひたすら惚気ていたという。
テンゾーと違ってテンパッったり、往生際悪くないから許せますけどね。

ネイトはまぁあのママンにしてこの娘ありじゃないですけど完全にケモノ枠ですよね。
まぁあちらが大型肉食系なのに対して、こちらは小型愛玩系ですが。
べべべ、別にπの事じゃねーよ!
ちなみに浅間は攻撃力特化の狙撃巫女としての弊害か、そっち方面の防御力が著しく低いですね。
やっぱり極端なステ振りはアカンのよっていう。
防御系重視の神道巫女なのに攻撃特化とか、イレギュラーにもほどがあるぜよ、さすが武蔵の主社の巫女・・・・ってところか。

テンゾーはあかんやろ(笑)
戦場でおっぱいもみもみとか自重しろよ。
メーやんがひたすら天然エロスの誘い受けキャラなんだから、お前が踏み止まらなきゃ18禁なんだよ!
ちょくちょく完全に18禁で実況中継される以外に出番のないどこぞの人妻の二の舞だよ!
武蔵からフェードアウトしちゃうだろうが!


前回、ついに他国と共同でとはいえ、ようやくP.A.ODAと対等に渡り合い、再起を果たした武蔵が今回は単独で関東の監視役である滝川と殴り合いの末、勝利を収めました。
先を行き、並ばせずに走りきろうとする織田勢に、並ぼうと追いついてきた武蔵。
同じ盤上に手が掛かった事で織田がその在り方に一抹の疑問を持ち始めたというか、武蔵をようやく対等の相手として見始めたというか、つまり自分達と武蔵の違いを、そこから今の自分達の在り方を見つめなおす事を、という意識の変革の兆しがもしかしたら一番の出来事だったのかな?などと思わないでもなかったり。


そして表紙になってる彼女。
北条・氏直さん。
正直キャラが読めねぇ。
でも
「ノリキ様」
とか、ほぅと溜息ついてウットリモードに入っている(という予想)のを見るとただの病んでないヤンデレみたいなものなのかな?と。
いや、病んでないのにヤンデレとか意味分からん話ですが、いわゆる絶対支持というか絶対恋慕?みたいな。
病まないけれど方向性がノリキ一直線で、なおかつその恋愛に限らぬ自身のあらゆる物事への想いの構成比率が著しくノリキに偏っていると言うか。
あれ?それ十分病んでるか?
まぁあとなんか見ていてちょっと浮かぶのが女郎蜘蛛って言葉。
なんか彼女を見ているとそんな言葉とイメージが湧き上がってきます。


さてさて、この5巻で他に語るべき要素があるとしたら竜属と神でしょうか。
何がどう・・・ってわけでもないんですがこの5<上>巻で初めて意思持つ存在としての存在感が増してきた神と、キャラとして、種族としての初登場な竜属。
末世に向けて、彼らもまた舞台の上に上がってくるのかな、っと。

とんでもない引きで終わった5<上>巻ですが・・・・・・ふっふっふ、それを予期して今まで積んでいた自分に死角はない!
5<下>巻はもうすぐ発売なのだよ!
すぐに続きが読めるのさ!

という事で下巻へと続きます。


シリーズの感想一覧。
http://otakouta.at.webry.info/201112/article_20.html(4下)
http://otakouta.at.webry.info/201110/article_7.html(4中)
http://otakouta.at.webry.info/201009/article_10.html(3下・前)
http://otakouta.at.webry.info/201009/article_11.html(3下・後)
http://otakouta.at.webry.info/201009/article_5.html(1上)

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