催眠遊戯 感想その4

コンプリート。

催眠遊戯
スタッフィング
2012-10-26

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えー、まず初めに、このエロゲは「催眠術」がテーマですが、このゲームで使われる「催眠術」はキーワード一つで見ず知らずの女性を操れるような万能の力ではありません。
心理学等を用いた歴とした技術であり、信頼関係がなければそもそも催眠術にかけられないし、被術者がイヤだと思う事はかけられません。←ここ重要
つまり主人公は普通のギャルゲ・純愛エロゲなどのように、ヒロインと普通に仲良くならなければいけないという事です。

ゆえに、普通の催眠凌辱ゲーなどとは違い、ヒロインのキャラクターが確立されています。
それが恐らくこの作品が数多ある催眠ゲーと一線を画す部分なのではないかと自分は思います。

そして普通の純愛ゲーなどのように仲良くなったヒロインの心を催眠術で丸裸にし、普通では考えられない、純愛ゲーではまず見ることの出来ない特異なシチュエーションのエロスを楽しむことが出来る、というのが純愛ゲーとこの作品の一番の違いで売りなのです。
普通に仲良くなったヒロインだからこそプレイヤーはヒロインに惹かれ、そんなヒロインを思うがままに操ると言う背徳感がもたらすエロス。
これは意外とキます。


とまぁお決まりの定型文から入りましたが今回で催眠遊戯の感想はラストです。

最後に攻略するヒロインは舞夜。
ある意味、流衣と同じクール系なキャラですが、同級生と教師という違いがいくらかあるのでしょうか?
意外と隙があるのか流衣ちゃん先生の方が身近に感じたと言うか、舞夜の方が高嶺の花に感じました。
魅力という点でも流衣ちゃん先生には一歩及ばず、です。
これならむしろ舞夜と流衣ちゃんはまとめてしまって、3人娘を正ヒロインに昇格させたほうが個人的には楽しめたかも。
紫雲は外見がドストライクでお嬢様風毒舌家なのだが実は一番脆そうでドM化すると映えそう。
シャルは遊んでる風の見た目に反して純情路線でおまけに男の影もちらつくし、そこ強化で寝取り方向で。
シオミーもまた見た目とのギャップが光る肉食系な感じで色々な意味で油断できないルートになりそうですし。


そしてやはり個別に入った途端に主人公が外道に堕ちるのがマイナスです。
「催眠術にかかってくれる」ヒロインの信頼を踏みにじり、認識をずらし、記憶を弄り、その身体を弄ぶ。
それはゲスの行いです。
「好きだから」「受け容れてくれたから」「相手から求めたから」
そんなものは何の理由にもならないし、そもそも催眠術でそう仕向けたのは自分自身。
この男の物言いは電波ストーカーと大差ありません。

唯一、このルートでのみ、評価できるポイントとしては主人公自身が催眠術を用いずにヒロインに告白している点。
まぁ、これまで手品以外に大した努力をしてこなかった、自らを高める事を放棄してきた人間がちょっと努力した程度で高嶺の花に手を届かせることなど出来よう筈もありません。
結果は推して知るべし。
そして結局は催眠術頼り。
その本質が変わらぬ限り、この男が自身の魅力で好意を得ることなどないでしょう。


おまけにハーレムルートに入ると、「催眠術は万能の魔法ではない」という始まりの大原則すら無視して一発で操るチート性能化。
それはアカンやろ?
「慣れてきたから」って、それでこうも如何様にもあっさりと操れるようになるのであれば、それは結局最初にヒロイン達が危惧したままの妖しい魔法と違いがないのだという。
この作品の前提であったはずの「そこ」を崩してしまったらアカンやろ?

催眠術で自由自在に操れる「お人形」に囲まれてご満悦なCGにはなんかいっそ哀れさすら感じました。

人の個性をいくらでも書き換えることが出来てしまう「催眠術」と「純愛」は相性が多分悪いので、そこまでは求めないのですがヒロインからの信頼が催眠術の深化の鍵だと言うならば、主人公にはヒロインの信頼に応えられる好漢を期待したかったし、最後の一線を越えるためのフラグは自身の魅力で建てて欲しかったですよ。


という事で、主人公の個別ルートでの外道化と最後の催眠術のチート化など、詰めの甘さが大きなマイナスとなる作品でした。
無論それでも、他の凌辱催眠ゲーなどと比べれば中盤あたりまではゆったりしつつもお手軽じゃない代わりに催眠術特有の独特なエロスがありますし、ゆったりであるがゆえにヒロインの魅力という点では他の追随を赦さないわけですが。

それでも、これでは「催眠実験」を越える評価はちょっと与えられないですね。
また前半の純愛「風」の展開から、後半の「凌辱」的展開のアップダウンという意味で、体験版の感想の時に類似作品として例に上げた「ガジェット」と比べると、今度はエロス方面で物足りなく、やはりこちらにも及ばないかと。

この方向性で最後まで主人公に保って欲しければ「催眠実験」を。

エロスをさらに特化させた作品がやりたければ「ガジェット」をそれぞれおススメします。

あとは方向性の違うエロスとして寝取られ方向に進むなら「うちの妹のばあい」(無印版)とかですかね。
ただ、これは耐性ない人がやると心に大きな傷を負いかねないので安易なお勧めはしませんけれど。

うちの妹のばあい
イージーオー
2003-05-30

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とはいえ、「なんちゃって」ではない、「リアル派」催眠術ゲーというのを世に知らしめるには足る作品だったのではないかと。
今後もこの方向性の作品を定期的に出していって欲しいですね。

という事で、今月のエロゲの感想はこれにて終了。
来月は購入予定無し。
12月に購入を考えているのはライアーソフトの「黄雷のガトゥーン」とたぬきそふとの「隣のぷ~さん」
前者はほぼ確定、後者はまだ迷ってる最中ですが。
あと、いまさら「月に寄りそう乙女の作法」が少し気になっていたり・・・・。



ちなみにちなみに、攻略に関して。
練習台を一人に絞って手を出さないことで個別ルート。
最後にクリスマスパーティを開催しなければそのままエンディング。
これを3人分繰り返した後に個別ルートからのクリスマスパーティ開催でハーレム・・・というかクリスマスパーティの第二部が。
それを見た後に最初から始めると選択肢が出現してアフターシナリオが見られます。
練習台を二人にしたり、手を出したりは選択肢としてはあまり意味がないようです。

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