黒猫の水曜日 Wednesday in Chat Noir

前半はフルメタ、後半はヨルムンガンドの劣化コピー。

黒猫の水曜日 Wednesday in Chat Noir (集英社スーパーダッシュ文庫 ち 1-1)
集英社
2012-11-22
地本 草子

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「なんで空から登校しなくちゃいけないんだ!?」

銃器使ったアクション系作品の中の人気作をあっちこっちから抜き出してみました的な。
但し人物に魅力も感じなけりゃ、構成にも問題しか感じない。

前半はフルメタ。
つまり傍から見りゃ軍オタにしか見えないような知識偏り系の主人公が一般人を守ります的な。
まぁ男女の役割は逆なわけだが。
但し、ヒロイン兼主人公である篠原禊がかなり早い段階で護衛対象の十河正臣に好意を抱くものの、正臣のキャラがまるでわからん上に、これといったイベントを経るわけでもないので感情移入的な意味では置いてけぼり。
おまけに最初期に「優秀」を強調した主人公のスパイへの非適性っぷりやら、学生生活そのものへの非適性っぷりからもういろんな意味で浮きまくり。
前半半分、そんな感じの学園編なわけだが、この学園編で怪しい人間が実は揃いも揃って護衛対象である正臣の部下でしたというオチ。
しかも人物への描写自体はそこまで深く掘り下げてもいないし、伏線になるでもないし、コメディとしても面白くも無いし。
あえていうなら主人公兼ヒロインのピエロっぷりを楽しめという感じでしょうか?

後半はヨルムンガンド。
まぁ実は作品としては良く知らないんだけれど。
つまり実は武器商人だった正臣と怪しく見えて実は正臣の部下だった面々が異国でヒャッハーする感じ。
但し、「米国を裏から操るような大手の武器商人を潰すために武器売ってるんだ!」とかいう意味わからん主張な上に、その実、その目的は「初恋の女の子をモノにする為」とか最早空前絶後に意味がわからん。

銃撃戦もそれぞれに見せ場があるようで学園編で大して深く掘り下げていないので誰が誰だったかなんてぶっちゃけわからんし、別にそこまでページ数割かれていないし、おまけに肝心の主人公兼ヒロインであり優秀なはずの篠原禊は大して活躍しねーし。

正臣の方も動機からしてそれがマジなら失笑くらいしか反応のしようがないわけだが、「悪党」としてもかなり格が低くて最早誰に魅力を感じろというのか。


まぁ、絵はそこそこ良かったかもね。
と、大してイラストを重視していないのにそこを褒めるくらいしか出来ない。
少なくとも自分にとってはそういう作品でしたよ?

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