聖剣使いの禁呪詠唱〈ワールドブレイク〉

超!中2病!

聖剣使いの禁呪詠唱〈ワールドブレイク〉 (GA文庫)
ソフトバンククリエイティブ
あわむら 赤光

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「俺は誰かを救うなんて傲慢は言わねえ!だけど――」
「俺は――俺から奪っていく奴を、絶対に許さねええええええええええええええ」


実はこの作者の作品は過去に2シリーズ買ったものの、どちらも1巻以降を買う気にならなかったという経緯があったわけですが、懲りずにまた買って、そしてまた2巻以降は買う気にならないという。

うん、まぁ、なんていうか良くも悪くも中2病ですよね。
最強の前世+最強の前世で超最強です!とか、前世にそれぞれヒロインがいるからハーレムでも問題ないとか、考え方としては悪くは無いと思います。
個人的にも俺TUEEEEE系が嫌いなわけじゃないんですが、これはダメでした。

「親を救えなかった自分が救世主になれるわけがない」という思考がそもそも傲慢で好きになれないし、事務職志望のクセに金がもらえるから戦闘もある特務に入るとか、それならガンガン戦闘こなすエリートコース進んで上に行けばもっと金貰えるんじゃないの?とか、「女の子の価値を下げるな」とかしょっちゅう口にする割に、その「価値」に対する考え方が合わないからどうにももにょもにょする。
ようするに主人公の内面にこれっぽっちも共感も好意も抱けないのに周囲はやたら主人公をマンセーするのでこちらとしては気分が盛り下がるばかり。

恐らく自分のこの作品への感情の大半がそこに帰結するのだと思うけれど、これってこの人の作品に対する自分の感想の常なわけで、つまり多分この作者は自分には合わないのだろうと。
分かっていて何故また買ったという話なわけですが。

ヒロイン的にはサツキはアホ可愛かったように思います。
まぁウザイんだけど。
すぐに露呈する見栄の張り方とか「バカな子ほど可愛いってこういう事よね?」みたいな。
・・・・まぁウザイんだけど。

もう1人のヒロインである静乃は今回はサブだったせいか印象薄め。
というか、これはサツキもそうなんだけれど「前世で恋人だったから」主人公に好意を持っているという印象が強くて、今の主人公を好きになったという感覚を持てなかった(これには前述のように主人公にまるで共感も好意も抱けなかったというのも多々あるんだけれど)からそういう意味では置いてけぼり感も強かったかも。
前世ありき、つまり設定ありきというか、そのようにしか感じられなかったというのはヒロインとの関係性という点でも大減点。

あとは様々な世界・時代の前世と言いつつ根っこが2つってのがちょっと勿体無いかな。
もっとごった煮でいいじゃん?みたいな。
機械とか超能力とか変身とかなんかもっとこう闇鍋じみてた方が世界観を生かせるような?
だってこれって結局のところ「2つの前世のおかげでで本来2種のどちらかの力しか持てないはずなのに両方持ってるから最強」っていう主人公最強設定の為の前世設定なわけで。
強キャラのはずの先輩すら既に踏み台でしかないし何から何まで主人公を持ち上げるためだけに存在しているようで、そういう作品ってweb小説探せばいくらでもあるわけで、おまけにそれが露骨過ぎるとさすがに自分は無理だわーみたいな。

まぁ、そんなわけで個人的には合わなかったですねー。
ただ「魔法科高校の劣等生」とか好きな人ならいけるんじゃないですかね。

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