太陽のプロミア 感想その2

ニーナ&リノワールルート完了。

太陽のプロミア FDぷらす!
SEVEN WONDER
2012-02-24

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ニーナルートはここまででぶっちゃけ一番好みでない展開ではあった。
何でかといえば、実際は違ったわけだけれど過去の時代に飛ばされた主人公達がそこで出会った少女を救う為に未来へ戻る事を放棄したからです。

少なくともアマリ、もしくはジゼルルートを攻略済みのプレイヤー視点ではカシェットが現代で救われていない事が理解できているわけで、おまけに現代の状況が状況であり、さらにニーナには家族が、それなりの数の自分よりも下の弟妹が存在しているわけで、それらを切り捨ててカシェットを救う為に過去に残るという結論はどうしてもしっくりとこないわけで。
まぁ実際には過去じゃなかったわけではあるんですけど、どうもその辺りが、少なくともその「決断をした事実」が喉に刺さった魚の小骨的感覚でしこりとなってしまいます。

が、だからといって楽しめなかったかといえば実はそんな事は全くなく。
実を言うとここまでで唯一微妙に涙ぐんでしまったルートであったりするわけですが。
いわゆるシチュエーション萌えでテンションMAXになったのが原因だと思うんだけれど、それもまた感情が動いたという意味では「感動」である事に違いないので「感動して泣いた」という事なのかもしれないものの、どうもそういう風に言うと語弊がある気がしてならないわけですが。
こういう時の適切な表現というのが良くわからんのは困りものですな。

ともあれ、何にそこまで感情を動かされたかといえばようするに「愚者にしか奇跡は起こせない」という自分なりの哲学に合致する展開、だろうか。
95%成功するベターな結果を得る道と、1%もない可能性のベストを得る道。
この2つの道を提示されたときに後者を選べる人間がどれほどいようか。
1%もない可能性とは迷いと共に進んで手に掴む事が出来るほど安易なものではなく。
そんな可能性を手繰り寄せられるものとは95%のベターに背を向け、1%未満のベストを信じぬけるもので、そんなものは愚者でしかない。
そして1%に満たない極小のベストを得るなどというのは「奇跡」と呼ぶに相応しき結果であり。
つまり「奇跡とは愚者にしか為せない所業」なのだと。

そんなわけで奇跡を為すコダマとニーナの在り方や、智者であったコダマがそんな愚者の為す奇跡を待ち望んでいたという言葉とか、その辺りの諸々の展開に自分のテンションはMAXになった次第であります。


んでリノワールルート。
一言で言うなら生・命・礼・賛!
足コキのCGに画面が切り替わった瞬間にエロゲ歴10年で初めて心臓が鷲掴みにされるような強烈な衝撃がその身に走ったのも生・命・礼・賛!

あとシーン的にはコダマが傷ついて気を失う姿にぷぅが泣いちゃったシーンがここまでのプレイどころか、これまでのエロゲ歴の中でも十指に入るくらいには胸が痛かったですね。
ちなみに残りの9本の指の半分くらいには寝取られゲーが入るわけですが(台無しだっ!)


この作品はコダマが主人公であるけれど、同時にエコーの物語なんですなぁ。
いや、むしろ「コダマたち」の物語と言うべきか。
それは主人公のコダマの物語でもあるという事でもあるのかもしれないけれど、主人公のコダマは過去のコダマ達とは同一の存在ではないようですし、そう考えると主人公のコダマは主人公ではあっても主役ではないというか、主観的キャラクターであっても主体的キャラクターではないというべきか。
無論ヒロインとの関係性に焦点を絞ればまた話は変わってくるわけでありますが、この作品の根底にあるものがたった一つの物語である以上、そしてその物語が「コダマたち」のものである以上、この作品の主人公のコダマはコダマであってもコダマでなく、そして主役であっても主体ではないという、迷走っぷりというか錯綜しているというか立体交差したような造りというか、それとも騙し絵みたいというか。



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http://otakouta.at.webry.info/201301/article_29.html(体験版感想)
http://otakouta.at.webry.info/201302/article_6.html(感想その1)

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