始皇帝、日本に起つ!

歴史上の偉人を美少女にしてみました(それだけ)

始皇帝、日本に起つ! (集英社スーパーダッシュ文庫)
集英社
2013-01-25
田辺 わさび

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「ふっ、わたくしはまだ二割の力しか出していませんよ。骨の髄まで罵ってやります」

本気でそれだけ。
中身なんてありゃしない。

物語も異世界の始皇帝が突然現われて保護する事になって、ついでに李斯と蒙恬もやってきて、一人暮らしの主人公と同居でドタバタして終わり。
語りたいテーマすらなく、ただただ「歴史上の偉人を美少女にして主人公と絡めてみました」という作品。

掛け合いのテンポは悪くないものの、ギャグはそれほどキレがあるわけではなく。
キャラも政は速攻で現代日本に慣れてオタク文化に毒されるとかありきたりの域を出ない。
李斯の「毒舌・完璧超人・実は忠臣キャラ」に関してはバランスは悪くないと思う。
3大欲求に忠実な脱ぎキャラ蒙恬はキャラ付けに史実がまるで絡んでいないので蒙恬である意味が分からないものの個性は作れているかと。
そして幼なじみには新ジャンルの自虐&ネガティブキャラ。

こう見ると総じて可愛い女の子を書くという意味では成功していないでもないと思わないでもないがメインヒロインが一番影が薄いテンプレキャラってどういう事だというお話か。

ただし物語的に始皇帝にした意味がまるでない話の内容なのが問題で、ついでに言えば主人公にも魅力がない。
まぁこの手の作品で主人公に魅力を求めるモノでもないのだろうけれど。
ただ、バイトもしていない親の仕送りのみで生活する主人公が3人(最終的には4人)ものヒロインを親に内緒で同居させ、諸々無駄な出費を許容している事には正直引っかかる。
ここは金を出して男を見せないと!
みたいな描写があったが、それお前の稼いだ金じゃねーよ!と。
まぁ細かい話ですが。

中国は秦の時代といえば、マンガ「キングダム」でしか知らない自分としては「政」に「李斯」に「蒙 恬」という名前はぶっちゃけそれだけでテンションが上がるわけですが、その上がったテンションをさらに盛り上げるようなものはありませんでしたね。



全く関係ない話を一つ。
2012年開始作品の中でも特に我がブログでオススメしたい作品として名前を挙げていた「フェアリーロリポップス&スクリューマン」
実は「スクリューマン&フェアリーロリポップス」だったという罠。







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