理想のヒモ生活 4

側室獲得待ったなし。

理想のヒモ生活 4 (ヒーロー文庫)
主婦の友社
渡辺 恒彦

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 理想のヒモ生活 4 (ヒーロー文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


「な?分からないだろう?思いつかないだろう?私もだ。ここまで言えば、私が婿殿を怒らせることを、なぜこれほど恐れているか、もう分かったであろう。ないのだ。ゼンジロウを怒らせてしまった時、関係をこじらせてしまった時、これを持ち出せば最低限話を聞いてもらえる。そういう手札がこちらには一枚もない」
「いざ怒らせた時、なだめる有効な手段が何もない。それでいながら、関係をこじらせば国政に多大な悪影響のある相手。そんな人間の機嫌を損ねる事ことを恐れるのが、そんなにおかしいか?」


結婚や夫婦生活とは恋愛関係とは別物なのだからそうやって利益が絡んでいたほうが実はお互いに思いやれるので上手く行くんじゃないかなーとも思わないでもない。
その上でお互いに愛し合えているのならそれこそそれが「理想」なのかもね、と。

今回登場した二人の王族、フランチェスコ王子とボナ王女。
圧倒的な才能を持ちながら因習により自由がなく、その上その身は革命の火種にもなりかねないというフランチェスコ王子と、そんな王子のお目付け役を任された何も知らない道化の末席王女・ボナ。

境遇や人格などを鑑みるに良い友人になれそうなキャラ達ですよね。

王族である以上敬われ傅かれ、何不自由のない生活を送れるようでいて、なかなかに手に入りにくいのが友というもの。
友のいない生活は味気ない。
などと、ぼっちの自分が言っても説得力がない?
いやいや、ぼっちだからこそ、その言葉には万感の想いが込められるというもの。

王族とは国家を背負うという大役を果たすからこそ、尊敬と畏敬を捧げられ贅沢な暮らしができるわけだが、それは自らの幸せを求めてはならないという事ではなく・・・・もちろん自分の幸せだけを求めるというのも論外なわけだが・・・そして人生をより豊かに過ごすには気の置けぬ友人の一人や二人は必要だろ?

そんなわけで友達の一人や二人、いてもいいじゃない?って事ですね。
今、「なれそう」な人材すらカープァにはいませんからね。
さすがに妻と夫と子供と、それだけで完結してしまうってのはどうにも王族という境遇の特殊性を鑑みても少し不健全な気がしますし。

色々と不穏の種があるようでないようで、燻っていますけど上手い事友達にでもなって協力し合えれば良いですよねー。
そのためにはきっとアウラではなく、善治郎がキーなんでしょうな。
アウラは良くも悪くも王族ですから、カープァという国を守るためにそういうところで踏み出せるとも思えませんので。
頑張って仲立ちしてくださいな。

んで、その善治郎に側室が最早秒読み段階に。
候補は個人的にはオクタヴィアさん一択です。
あの薄幸そうな雰囲気といい、木の陰からそっと見つめ慕っております的な雰囲気といい、それでいて滲み出るエロスといい、素晴らしいまでに醸しだされている愛人気質。
オクタヴィア側室待ったなし!です。

個人的には老齢の夫がぽっくり逝って、遺産とか諸々でごたついてさらに不幸オーラが増し増しになったところで愛人問題に押さえが利かなくなって「じゃあ、オクタヴィアで」というのを予想。
いわゆる布陣的な意味でも良い補佐になるし、ポックリ逝った後なら権力的な意味でも割と宙ぶらりんになるんじゃないかという事で(実家は健在だっけか?)色々と都合も良さそうだし。

あと三人娘のハイスペック化が留まるところを知りませんww
今はコメディ要員ですけどこれが本編に絡んだりすると途端にあの善治郎とのゲームを介した交流で培ったスキルを如何なく発揮して活躍しそうな予感。

そんなわけで安定して面白いですなー。
続きにも期待です。


シリーズの感想
http://otakouta.at.webry.info/201212/article_18.html(1巻)
http://otakouta.at.webry.info/201301/article_2.html(2巻)
http://otakouta.at.webry.info/201304/article_11.html(3巻)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック