博多豚骨ラーメンズ

個人的には読後感が悪かったです。

博多豚骨ラーメンズ (メディアワークス文庫)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-02-25
木崎ちあき

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 博多豚骨ラーメンズ (メディアワークス文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


「あなた、首を切るっていう意味、わかってます?」

人口の3%が殺し屋という架空の福岡を舞台にした物語。

明確な「主人公」というのは存在せず、コロコロと視点が変わりながら、初めのうちはその全てが点でしかなかったものが、物語が進むうちに線となり面となり・・・・という作品。

その構成自体は見事で、吸引力もある。
キャラクターに関しても現代日本で営む殺し屋という稼業を許容できるのならばまぁ魅力的な面がなくもないと言えなくもない。

事件が収束してみればなかなか面白いじゃないか、という感じでした。
でもその後の余話で見事に読後感にクソを塗りたくってくれました。


個人的にスポーツにおける報復行為というものはいかなる場合においても認められません。
現代社会において殺人を稼業にするような輩に正義だのなんだのという言葉を期待したわけでもありません。
それでも最低限通すべき「筋」というものを持っていると思っただけに、その幻想を見事にぶち壊してくれた余話にはつばを吐きかけられた気分でしたね。
そもそも「好きなもの」にそのような要素を介在させる行為が、価値観の相違というヤツで許容できませんし。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック