理想のヒモ生活 5

善治郎、スネカジリヒキコモリを決意す、の巻。

理想のヒモ生活 5 (ヒーロー文庫)
主婦の友社
渡辺 恒彦

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(絶対に俺は、城壁の外へは出ない。そのためなら、多少の政治的な失態や、アウラに掛ける迷惑も許容する)

付録を見るにやはりオクタヴィアに側室フラグが立っている気がして仕方ない。
一方で散々新ヒロインと持て囃されているフレアのどこにヒロインらしさがあるというのか。
側室フラグなんてどこにも見えません!

せいぜい上着半脱ぎでケツがでかく見える表紙のエロさくらいじゃないか!


ヒロイン談義はさておくとして本編のお話。

といってもそんなに大した事してないんですよね。
何をしようにも善治郎の立場ゆえの最善だのそれを選ばなかった際の不利益だの、そういったものをいちいち提示して「こうだからこれを選ぶしかないよな」みたいなそんなノリで進むのでテンポが悪いと言うか展開がトロいというか。
内政系チートに至れる下地はあっても基本的に受動系で、しかもヒロインの意向に沿うように、能動的判断が求められる場でもあくまで「目立たず無難に乗り切る」を方針にするために、カタルシスみたいなものは基本的にない。

しかも今回はアウラとは離れた場所でお飾りの王族をやるってんだから、イチャイチャもないし、家族の団欒もないし。
オクタヴィア夫人も出ないから薄幸オーラに妄想でご飯三杯!ってわけにもいかない。
新ヒロインとか散々煽ったキャラとも対して関わり合いにならないので人間関係にもさして真新しいものはない。

とまぁ、そんなわけで読み終わって少し考えてみるとびっくりするほど語る事がないという、ないない尽くしの第5巻。
まとめて読む分にはこういうのも悪くないんだろうけど、久方ぶりの新刊でこうだとちょっと、ね。

なんというか最初期の展開からの期待に反してひたすら地味な所で落ち着いちゃった作品よね?っていうか。
口絵のラストで毎回色々煽るような事言ってる割にどれも終わってみると物凄い誇大広告臭い言い様なの考えるともしかして編集も扱いに困ってない?みたいな。


つまらないわけじゃないけれど、もう少し行動に制限取っ払っておかないと、善治郎だけじゃなくて作品自体が頭押さえつけられちゃってる気がしてならない。
善治郎は望んで「そう」なんだろうけど作品の方はそれじゃ困るんじゃないかな?と余計なお世話だろうけど心配してしまいます。


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