左遷も悪くない 2

前半はニヤニヤ、後半はややシリアス。

左遷も悪くない volume 2
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「私、この薪にエルメーテって名前をつけるわ。毎回毎回、必ずカケラも残らないほど燃やしつくしてやる」

いやぁ、2巻も素晴らしい!
もうそれに尽きますね。

前半はウリセスの妹であるジャンナがウリセスの補佐官であるエルメーテに出会い、そして惚れるお話。
年頃の娘を持った男親みたいなウリセスの反応と、ジャンナとウリセスの間に挟まれてオロオロなレーア、そして鬼畜補佐官エルメーテの鬼畜っぷりにとかくニヤニヤが止まらない。
さらに所々に見られるウリセスの周囲の変化が、気が付けばそこに出来上がっていた暖かい家族の、知人の輪が、顔をほころばせずにはいられない。
二重にニヤニヤです。

後半はウリセスが左遷された経緯が都からやってきた古い友人により語られたり、敵国の将軍がスパイとしてやってきたりとシリアス風味。
ウリセスが置かれた状況の逼迫加減に戦慄を、しかしそんな彼を慕い認める仲間の存在に心暖かくなり、敵国将軍のキャラの濃さには思わず吹いてしまったり。

そして最後のエルメーテ日記。
お前、連隊長好き過ぎるだろう(笑)
半分以上連隊長ネタじゃねーか。


しかしこれは、やはり最後は貴族とぶつかることになるんですかね?
もしかしたら戦場であの将軍と再び相まみえることも?

後者に関してはそういう作品じゃない気もするけれど、もう登場しないというのもそれはそれでもったいないような気はするんですよね。

そしてジャンナ。
いやいや、正直ジャンナがここまで良いキャラになるとは思いませんでした。
いや、悪いキャラとまでは思っていませんでしたけどね。
あの負けん気の強さと、なんだかんだでエルメーテの掌の上で転がされるチョロさといい。
・・・・・・いや、チョロさに関しては相手が悪いのか?


これはもうホント、読めとしか言いようがない。
マジオススメです。
3巻も楽しみにしてます。


1巻の感想はこちらから。

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