万能鑑定士Qの事件簿 I
この巻だけでは評価が出来ない。
「絶対に、いいか、絶対にだぞ。水商売には手を染めるな」
「ミネラルウォーターを売るなってことですね」
登場人物紹介と「何か」が起きた「結果」のみが明らかにされたまま終了。
つまり登場人物が出揃った後に警察がやってきたところで終了、みたいな。
どんな事件なのかも分からず、そのトリックも当然のように分からず、ミステリーとしての説得力や論理性というものをこの巻だけでは評価できない困った作品。
これがシリーズモノである程度既刊が発売されているのならばともかく、このシリーズの第1作がこれというのだから本当に困る。
登場人物は「万能鑑定士Q」なる屋号を掲げた鑑定士(無資格)である才女・凛田莉子と、彼女に鑑定の依頼を持ち込む雑誌編集者の主人公・小笠原悠斗の二人がメイン。
清楚で美しく天然で博識かつ鋭い鑑定眼をもった正義感の強くやさしい人というチートなヒロインに対して主人公は「間の抜けた色ボケ」のような印象しかなく正直魅力は薄い。
まぁ、「ワトソンというものはそんなもの」とでも割り切れるならチートなヒロイン無双なミステリーとして楽しめるかもしれない、というのがこの1巻のみの印象ですかね。
ちなみに映画化もされている(?)そうです。
むしろそれで有名になって自分のアンテナに引っかかったのか。
多分ビブリア古書堂系の(あれは古書専門ですが)ミステリーです。
あれが好きならこれもアリかもしれません。
またミステリーとしてだけでなくこちらも雑学的な意味でも楽しめるかもしれません。
が、とりあえず買うなら1巻だけではなく、2巻もまとめて買う事をオススメします。
「絶対に、いいか、絶対にだぞ。水商売には手を染めるな」
「ミネラルウォーターを売るなってことですね」
登場人物紹介と「何か」が起きた「結果」のみが明らかにされたまま終了。
つまり登場人物が出揃った後に警察がやってきたところで終了、みたいな。
どんな事件なのかも分からず、そのトリックも当然のように分からず、ミステリーとしての説得力や論理性というものをこの巻だけでは評価できない困った作品。
これがシリーズモノである程度既刊が発売されているのならばともかく、このシリーズの第1作がこれというのだから本当に困る。
登場人物は「万能鑑定士Q」なる屋号を掲げた鑑定士(無資格)である才女・凛田莉子と、彼女に鑑定の依頼を持ち込む雑誌編集者の主人公・小笠原悠斗の二人がメイン。
清楚で美しく天然で博識かつ鋭い鑑定眼をもった正義感の強くやさしい人というチートなヒロインに対して主人公は「間の抜けた色ボケ」のような印象しかなく正直魅力は薄い。
まぁ、「ワトソンというものはそんなもの」とでも割り切れるならチートなヒロイン無双なミステリーとして楽しめるかもしれない、というのがこの1巻のみの印象ですかね。
ちなみに映画化もされている(?)そうです。
むしろそれで有名になって自分のアンテナに引っかかったのか。
多分ビブリア古書堂系の(あれは古書専門ですが)ミステリーです。
あれが好きならこれもアリかもしれません。
またミステリーとしてだけでなくこちらも雑学的な意味でも楽しめるかもしれません。
が、とりあえず買うなら1巻だけではなく、2巻もまとめて買う事をオススメします。
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