ロムニア帝国興亡記 (4) ─残る者、去りゆく者─

敗者には何が足りなかったのか?

ロムニア帝国興亡記 (4) ─残る者、去りゆく者─ (富士見ファンタジア文庫)
KADOKAWA/富士見書房
2014-11-20
舞阪 洸

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(いつものことながらうざい奴だネ!)

ブーメランって知ってますか?
思わずそんな言葉を投げかけたくなるセリフでした。


なんだかんだでロキシーヌの判断はそれぞれに状況に即したものだったように見えますが、それでも結果はご覧の有様。
臣下も兵も彼を信じられず、彼の為には戦えず。

一方で軍規、帝国法を犯しながらもサイファカールの陣営は一致団結・・・どころではなく評価はうなぎ上りで留まるところを知らず。
この差は一体何なのか?

ロキシーヌに足りなかったのは大義名分を取り繕うだけの狡猾さか、信を得るために言葉を弄すだけの手間か、はたまた主人公補正か、そうでなければ臣下の能力か。
この推移でありながら引き際を弁えたロキシーヌの退場に付き従う臣下もいるというのが個人的にはやや解せぬところか。
それともやはり直臣と外様でそれだけの差がある事こそがこの結果に繋がったと見るべきか。

とりあえず現状一番の無能は皇太子に見えるんですが、皇帝見誤った?


語り口は結構マイルドというか、舞阪節が結構控え目。
まぁまだ多少のくどさは見られますけどそれでも過去作品やシリーズの1,2巻辺りと比べれば随分とマイルドで。
うん、これくらいでいいよ。
むしろもっとさっぱりでもいいくらいだよ。


シリーズの感想
  

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