無能力者(レベルE)のオービット・ゲーム 2

能力の特異さや特殊さではなく、その強靭な精神こそが最強の所以。

無能力者(レベルE)のオービット・ゲーム 2 (オーバーラップ文庫)
オーバーラップ
2014-12-23
翅田大介

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「いかん。そいつはいかんなぁ、少年」

やっぱこの人の作品はメインキャラがカッコイイですよねぇ。

やられたらやり返す・・・と言うよりも半ば誘い受けからのカウンターみたいな捻くれ方もこの境遇を思えばむしろかなり真っ当に育ったと言って良い部類でしょうし、何よりも爽快ですし(笑)
そして何より一本の鋼の如き芯の通った高みを目指す姿勢は同じような境遇にあるヒロインなら惚れずにはいられないですよ。
そして何より能力の特殊性や特異性ではなく、その叩き上げられた強靭な精神性こそが最強たる所以というのがもうね。
ツボ、刺激しまくりです。

おまけに「道具を使えば道具を言い訳にされる。だから己が力を証明するなら己のみ一つで事を成せ」
せっかく手に入れた力を使わないという選択。
新たな仲間となったリズが今回取った選択との対比が映えるんだ。

その上、このヒロインがまた、またカッコイイっていうね。
今はまだ先を行かれている主人公に縋り、甘えるのではなくて、追いついて対等の立ち位置で振り向かせて、それからじゃないと告白なんて出来やしない、ってその考え方がね。
いや、今はまだおちょくられてるだけですけどね。
それでもたまらんですよ。

まぁだからこそ有象無象のショボさだけはやたら悪目立ちして仕方ないんだけれど、そんなのは枝葉末節ですね。
まさしく有象無象なのだからそこに目を向けるだけの価値もないのでしょう。


あとはハーレム要素かな。
重複するけどこの主人公なら惚れられてもおかしくないっていうのと、ヒロインサイドがいわゆる恋愛脳ってのとは違って「まず人として対等に」ってのがあるのと、逆に主人公の方もそういう意味ではちょっかいはかけても真実そういう意味では眼中にないから程よい塩梅なのですよね。
育ちのせいで耐性あるからセクハラしまくりでエロもあるし。

そんな中で番外な立ち位置のアオさん。
予想通りというかなんというか、これ、完璧病んでますわ(笑)
というかこれはどこかでもう一回アオとはぶつかるかもしれませんねぇ。
なんというかこの二人はお互いのお互いへの感情がすれ違っているというか行き違ってるというか。
生徒会長の言葉ではないですが男の8年と女の8年の擦り合わせが出来ていないように思うんですよね。
だからこそ8年前の延長線上の関係のようでいて少し違う歪さがあるというか。
「お互いの今」が見えているようで見えていない。
その辺りの擦り合わせ・・・というか破綻かな?
そんな感じでもう一回ぶつかるんじゃないかと。
それまでにソフィがどれだけリードできるかがヒロイン戦線の最終的な勝者を決めることになるんじゃないかと。


ゲスな敵と相対すのが実に映える主人公なので次の敵役になりそうな最後に出てきた屑をぶちのめす展開、期待したいと思います。


1巻の感想はこちら

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