異世界食堂 1

上手い飯を食えば幸せになれる!

異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)
主婦の友社
犬塚 惇平

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「これは・・・・そう・・・」
「悪魔のケーキ。そう、悪魔から貰ったの」


値段も挿絵も書き下ろし要素も、まさに文句の付け所のない完璧な書籍化でした。

初来訪の客達の、最初の猜疑や焦燥、不安といった感情に支配されている姿が料理を食べるうちにみるみるそれらを溶かされ、蕩けていく姿のなんと幸せそうな事か。
そして常連達の待ちに待った!と全身で訴えかける姿、「いつもの」メニューに舌鼓を打ちながら過ごす至福の時間。
そんな彼らの姿に読んでいるこちらも幸せをお裾分けされているような気分で自然と頬が緩む素晴らしい読書時間でした。

基本的にそれぞれが独立した短編なんですけど、読み進めていくことでちょっとずつこの異世界の事が分かっていく事や、過去に登場した人物が堂々と再登場したり、モブとしてさらっと描かれていたり、そういうのがまた心憎い演出というかね。
幾人かは今後もバンバン出てきますし、少しずつ立場や関係性が変わったりで、「異世界食堂」という場を基点に変化していく諸々が楽しみで仕方ないというかね。

もう、ホントね、大好きだーーーー!って感じです。


個人的に一番好きだったのは「パウンドケーキ」かな。
完 全 敗 北 !な聖職者様の心の内の描かれ方がとにかく面白くて、挿絵なくても最後のイイ笑顔は想像が容易でした(笑)


2巻はいつかなー?(ワクワク)

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