ハイカラ工房来客簿 神崎時宗の魔法の仕事
職人系ほっこり人情モノ。
「―お前の理屈は、たまによく分からん」
サムライに駅伝に宇宙人をぶち込んだ青春モノという闇鍋じみた作品が見事に闇鍋みたいな味わいになっていた前作から一転した本作は職人を主役とした日常(?)モノ。
職人気質な主人公に古き良き大和撫子のようなヒロインの組み合わせが実に映えます。
若干、問題解決における着想を得る場面にご都合主義感があったり「魔法」発言とか無理やりに見えなくもない場面もあったものの、基本的に人情とか諸々ほっこり系で良かったです。
鼻持ちならない感じの依頼者もなんだかんだで最終的には味のあるキャラの範疇に納まっていて読後感も良かったです。
ま、何より良かったのは主人公とヒロインなわけですが。
でしゃばり過ぎない奥ゆかしき意思表現って感じでニヨニヨですし、一方の主人公も良くある鈍感なのに職人気質が上手い事その辺のマイナス要素を中和していて気にならなくなってますし。
冒頭の親方は年齢考えると正太かな?
親方が見舞う相手と質屋の正体に若干の謎が残る・・・というか気に掛かるので続編もお願いしたいところですね。
作者の既刊感想
駅伝激走宇宙人 その名は山中鹿介!
「―お前の理屈は、たまによく分からん」
サムライに駅伝に宇宙人をぶち込んだ青春モノという闇鍋じみた作品が見事に闇鍋みたいな味わいになっていた前作から一転した本作は職人を主役とした日常(?)モノ。
職人気質な主人公に古き良き大和撫子のようなヒロインの組み合わせが実に映えます。
若干、問題解決における着想を得る場面にご都合主義感があったり「魔法」発言とか無理やりに見えなくもない場面もあったものの、基本的に人情とか諸々ほっこり系で良かったです。
鼻持ちならない感じの依頼者もなんだかんだで最終的には味のあるキャラの範疇に納まっていて読後感も良かったです。
ま、何より良かったのは主人公とヒロインなわけですが。
でしゃばり過ぎない奥ゆかしき意思表現って感じでニヨニヨですし、一方の主人公も良くある鈍感なのに職人気質が上手い事その辺のマイナス要素を中和していて気にならなくなってますし。
冒頭の親方は年齢考えると正太かな?
親方が見舞う相手と質屋の正体に若干の謎が残る・・・というか気に掛かるので続編もお願いしたいところですね。
作者の既刊感想
駅伝激走宇宙人 その名は山中鹿介!
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