世界の終わりの世界録4 異端の覇王

最大の試練

世界の終わりの世界録<アンコール>4 異端の覇王 (MF文庫J)
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-06-25
細音 啓

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「・・・・・抱っこして部屋に運んでくれ。船酔い、もう嫌だ・・・・」

意志が、精神が肉体を凌駕する――それはつまり肉体という軛からの脱却であり、つまりレン君は半分精霊だったんだよ!Ω ΩΩ< な、なんだってー!!

などという戯言は置いておくにしても、ちょっとばかりノリ重視でそこに理屈が付かないのはある意味で王道というやつなのでしょう。
やたらと持て囃される作品に対してはどうも穿った感想を書きたくなる捻くれ者の私です。

そんなわけで熱い作品であり、そこに関して多少勢い先行はあるとしてもそれはこの作品の素晴らしさを否定するものでは全く無いわけですが、一方でどうしてもこの作品の魅力をやや損なわせると思ってしまう要素なのが日常パート的な部分での三大姫とレンのやり取り。
自由気ままに振舞う三大姫に対して、それに振り回されるレンというのがお決まりのパターンであるわけですが、この振り回されるレンの姿がエロゲ・ラノベ問わず見られる出来の悪いツッコミ主人公にしか見えないという。
キレがあるわけでもない、思わぬ角度からの抉りこむような威力も無い、ただただやっていることに対する否定的なリアクションでしかないという魅力のないツッコミ。

作者にとってこのパートの位置づけをどういうものにしたいのかは知りませんが、現状漂うのはコメディチックな雰囲気でありつつもレンのそのつまらないツッコミのせいで面白さを損なっていて、それは言うなれば具もソースも掛かっていないパスタのような味わいで。
こう・・・メインは美味しく食べたから別にいいかな?と思いつつも食べなきゃ腹が満たされない的な?
ちなみになんでパスタに例えようとしたかというとノリでしかないんでつまりただの後付で逆に言いたいことが上手く伝わらない可能性大なわけですが。
まぁそこだけなんか浮いてるんだよなぁって感じてると思ってください。


文句ばっかですけど作品自体は面白かったです。
今回はお嬢様方もようやくまともに活躍してましたしね。

分かたれた英勇の資質は何を意味するのか?続きも期待です。


シリーズの感想
1 再来の騎士
2 極光の竜帝
3 熾天の女神

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