盾の勇者の成り上がり (12)

会話の出来ない敵がまた増える

盾の勇者の成り上がり (12) (MFブックス)
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-09-25
アネコ ユサギ

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「お前のその言葉、乗ってやる。その国を・・・・俺自ら直々に潰してやる!」

という事であらすじにもあるように今回は弓の勇者である樹の捕獲と、新たなる村の住人である錬金術師・ラトティルの加入に、それを引き金にキャラが立った谷子ことウィンディアやガエリオンの加入で復興村は一段と騒がしくなり、また魔境化していくというお話。

他、web版では結局描かれることの無かったラフタリア(というよりもその両親)の生まれ故郷が関わってくるお話の序章みたいなものも後半に。

しかし、樹もそうだがとにかく話が通じないどころか会話すら成立しないような敵ばかりなのが本気でうんざりですね。
もう少し話が通じて、少なからず共感も出来るような敵なら戦う上での葛藤とか仲間に引き入れられた時の喜びとか、結局最後まで手を取り合えないままに終わる事への寂寞とした感情とか、その対立の最中から決着までに色々とあるだろうに、毎回毎回ひたすら屑とか会話が通じないのが相手だとホント、ひたすらうんざりするだけなんですよね。
しかも出てくる敵が尚文たちのレベルアップに合わせてどんどん強化されていくので、「もうお前ら、自分達で波なんとかしろよ」という感じが酷い。

もう少し「魅力的な敵」ってのも描いて欲しいですよね。
12巻まで来てそれがグラス達のみってのがもうね。

装備だけでなく仲間や戦闘技能というか、単純なステータスだけじゃなくて概念的な部分で色々と情報を収集して力を付けていく展開は正しくRPG的というかゲーム的で楽しいんですけど、そもそもがweb小説でしかも既に完結しているものなので難しいのかもしれませんけれどそういう敵のキャラ立ての仕方とか見ると「一人で作ってる」感が凄いというか編集がこの作品に何ら寄与していないように見える感じが凄いよね。


そうそう、全く関係ない話ですがMFブックスは今、合本版なんてのが出てるんですね。
この盾の勇者の成り上がりだと1~9巻分がまとまったものがkindle版なら1000円足らずで買えるとか、最初ッからその値段で売れや!と思ってしまうのはやはり元が無料のweb小説だからですかね。


シリーズの感想
         10 11

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