吸血鬼に彼女役を頼んだ結果→とんでもないことになりました

長文タイトルってもうオワコンじゃね?

吸血鬼に彼女役を頼んだ結果→とんでもないことになりました (一迅社文庫)
一迅社
2015-10-20
すえばし けん

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「見られて恥ずかしい体をしているつもりは、ないのだけれど?」

まだどちらかというならひらがな4文字のタイトルの方がインテリジェンスが感じられて好きやわ。
うん、まぁインテリジェンスっていうか単に長文は手抜きにしか見えないって話なんだけど。
どの口が言うよ、インテリジェンス(笑)

さておき、本作品の感想。
狂気が代名詞とも言える作家「すえばしけん」による落ちもの系ハーレムラブコメディといったところか。
但し残念な事に本作はすえばしけんの代名詞である狂気は鳴りを潜め、かなりマイルドで一般向けにアジャストされた作品です。

もちろん押しも押されぬベテラン作家の域にある実力者の作品だけあってその自らの売りを投げ捨てても一定以上の水準をクリアしたものに仕上がってはいます。
面白いか面白くないかで言えば面白い。

それでも自分はどちらかを選ぶなら前作の方の続きが読みたいですね。
いえ、もちろん両方を選べるならそれに越した事はないのですが。

なんだかんだでリーゼロッテのヒロインとしての魅力は中々に良い。
いわゆるクーデレ系統に属するキャラですかね。
世間知らずだけど賢く、そして無愛想だけど温かいキャラクターはなんというかとても味があって良いです。
高貴な出自がそこに上手く作用していますしね。

主人公の方も朴念仁は朴念仁なんだろうけれどそうなるに足る下地はあるし、朴念仁だからってそこを理由にして優柔不断とか主体性がないとかそういうのとは無縁で自分を持ってるので好感が持てます。

朴念仁な主人公とそんな彼女がエピローグで作る雰囲気はとても良いものでした。

ハーレムラブコメディとして見ると他のヒロインの影が薄いのが気がかりですが、その辺りを上手く解消してくれればいずれはリーゼロッテのヤキモチとか執着も見られるようになるかもしれませんし、そう考えると先々まで楽しめそうな要素も散りばめられているようで、さすがベテラン!と唸らざるを得ません。

GA文庫の方の作品共々期待して見守りたいと思います。



著者の他シリーズ
祓魔科教官の補習授業 1 落第少女に咒術指南 2 優等生は振り向かない
仮面魔女の解放戦記

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