竜殺しの軍師 ~とある詐欺師の英雄譚~
「あれは官能小説だ」
少年は、いつしか稀代の軍師として大陸に名を馳せる――!
「俺が巷で噂になっている天秤評議会一の軍師、白銀のエシルである」
少年カイルは、この戦乱の世を逞しく生きる詐欺師だ。
今日もまんまと騙された田舎娘を獲物にしてご馳走にありついていた彼だったが、
なりゆきから彼女の村を盗賊から本当に救わねばならなくなってしまう。
しかも実は、白銀のエシルその人がすぐ近くにいることもカイルは全く気づいておらず……。
天才的な軍略で稀代の軍師となったカイルの活躍を描くファンタジー戦記ここに開幕!
主人公の小悪党っぽく振舞う癖に徹しきれないお人好しさ加減が絶妙で好感触でしたね。
イメージ的にはスニーカー文庫の「聖剣の姫と神盟騎士団」のダークにちょっと似通ったところがありますかね。
あちらと比べるとまだ色々と量りきれないところがこちらの主人公・カイル君にはあるわけですが。
剣術とか、多分これかなりの腕前ですよね?
痺れ薬なんて盛られたら気付かないわけないし、そんな事されれば認めないでしょうし。
お姫様のほうはまだテンプレの域は出ないので特筆すべき点はなし。
一方のエリーの方は主人公と「道」が違えたときにどう動くか、または変節していくのかが興味深いところ。
詐欺師の師匠や一番弟子の存在に、本格的に軍師やるなら諜報関係の部下や戦場の駒だってまだまだ欲しいし、どうなっていくのか楽しみですね。
少年は、いつしか稀代の軍師として大陸に名を馳せる――!
「俺が巷で噂になっている天秤評議会一の軍師、白銀のエシルである」
少年カイルは、この戦乱の世を逞しく生きる詐欺師だ。
今日もまんまと騙された田舎娘を獲物にしてご馳走にありついていた彼だったが、
なりゆきから彼女の村を盗賊から本当に救わねばならなくなってしまう。
しかも実は、白銀のエシルその人がすぐ近くにいることもカイルは全く気づいておらず……。
天才的な軍略で稀代の軍師となったカイルの活躍を描くファンタジー戦記ここに開幕!
主人公の小悪党っぽく振舞う癖に徹しきれないお人好しさ加減が絶妙で好感触でしたね。
イメージ的にはスニーカー文庫の「聖剣の姫と神盟騎士団」のダークにちょっと似通ったところがありますかね。
あちらと比べるとまだ色々と量りきれないところがこちらの主人公・カイル君にはあるわけですが。
剣術とか、多分これかなりの腕前ですよね?
痺れ薬なんて盛られたら気付かないわけないし、そんな事されれば認めないでしょうし。
お姫様のほうはまだテンプレの域は出ないので特筆すべき点はなし。
一方のエリーの方は主人公と「道」が違えたときにどう動くか、または変節していくのかが興味深いところ。
詐欺師の師匠や一番弟子の存在に、本格的に軍師やるなら諜報関係の部下や戦場の駒だってまだまだ欲しいし、どうなっていくのか楽しみですね。
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