ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア10

異端児編まとめて



意外や意外、この異端児編で誰よりも揺れて変わったのはフィンでした、と。
いやアイズの方も深刻な上に、決着付いてないように思うんだけど、でも本編11巻のラスト見る限り割と回復しているような気も・・・・。


うん、なんちゅーか、実はこの二人よりも・・・というとちょっと違うか、この二人と同じくらいに作中のレフィーヤが凄い印象深くてなぁ。
とにかくベルに対して怒り続けてるレフィーヤ。
このシリーズ、いつだってレフィーヤはベルに対して怒ってはいるんだけど(笑)、でもそういう「いつもの」とは違うんですよね、今回の。
それがなんつーか、レフィーヤの「いい子」っぷりを凄い表してて、それになんかもうホントにしみじみしちゃってました。

レフィーヤにとってのベルって別にアイズやティオナなんかとは違ってそこまで良い関係を築いてきたわけじゃないじゃないですか。
そりゃ共闘もしたし、人となりを多少なりとも知る機会はあったけれども、アイズという同じ対象を相手に憧憬を持つライバルで、しかも本来なら同じファミリアに所属する自分の方が優先度高いはずなのにって負の感情を持つに至っても全然おかしくない関係で、実際普段はカラッとしてはいるけど怒ってもいるわけですし。
それなのに、アイズやティオナや、孤児院の子供達や、エイナや、真相を知らない他の、レフィーヤよりもベルと良い関係を築いてきた人たちよりも真っ直ぐに戸惑う事すらなくベルを信じて「話してくれなきゃわかんないでしょ!」って怒ってくれてるのがね。
それも作中ずっとですよ?(笑)
「怒り」なんて、それも関係性の薄い相手への「怒り」なんてそうそう持続せんでしょう。
実際、作中、この事件を経た段階でもある種の信用はあっても好意なんて欠片もないでしょうに、それでもひたすら怒ってるんですよ。疑う事すらなく。

それも別にベルを想っての事じゃないのがね。
きっと、そこでベルが話していたら、あとがきにあった当初のプロット通りにファミリアを裏切り師匠と対決する事になってもきっと、ベルに対して怒りながらも味方してくれたんだろううなぁっていう。


そんな感じでなんかレフィーヤの事が大好きになってしまう10巻でしたとさ。



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外伝 ソード・オラトリア 
      

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