淡海乃海 水面が揺れる時 3

大きく、強く。

淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~参
TOブックス
2018-07-10
イスラーフィール

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発売は先月と言う事で、2巻が3月発売という事を考えるとあまりペースは速くないのかな。
まぁウェブ版疎かにしつつウェブ版に追いつかれるよりは、ウェブ版先行逃げ切り後に書籍も追加マシマシで完結と言う形の方が嬉しいので連載中の作品のペースとしては十分か。

調べたら「本好きの下剋上」とかもTOブックスからなんですね。
あれ1巻買うだけ買って積んであるんだよな。
コンスタントに結構な冊数積み上げてるし、淡海乃海も変なとこで打ち切られずにちゃんと完結まで出してくれますかね。
やっぱ書籍化はペースも大事だけど、それよりも完結まで出してくれるかだよね。
途中で打ち切るのマジやめて欲しいわ。


閑話休題。

基綱・・・というか朽木が勢力を拡大できた一番の理由って多分譜代や親族が基綱のやることを受け入れてくれたって事だと思うんですよね。
基綱自身近江衆辺りの部下からは気を使うとこ使ってると思うんだけど譜代辺りまでは結構甘えてるっつーか自儘に接してるっつー感じがなくはない気がします。

比叡山の焼き討ちにせよ、関所を廃したことにせよ、「足利の忠臣」たる家だった朽木において足利に対して醒めた態度を取っていた基綱が排除されなかったのは奇跡・・・とまでは、結果を残してるので言えませんけど、それでもどこかでやっぱり戸惑いだったり忌避感覚えたりと言うのはあってもおかしくないと思うし、もし兄や弟なんかがいたら当主の挿げ替えとかも画策される可能性ってあったと思うのよ。
そうでなくとも年頃の親族なんかは十分いたわけだし。
そもそも2歳で就任して全面的に受け入れるってのがねーよっていうな。
まぁその変は8千石っていう小ささが功を奏した部分もあるんだろうけど。
それと足利相手のアレは足利の自業自得で見放された感がなくもないけどさ。

いや、ホント碌なことしねーよ、あいつら。
本気で自分の都合しか語らないもんな。
それで何でもやってもらえると本気で思って、思い通りに行かないとキレて喚くんだから。
時代に取り残され過ぎてて寄生虫感がヤベェ。


うん、でも書き下ろしの側室勧めるシーンの新次郎・又兵衛視点とかもそうだけど、「どこか変」だってのはみんな分かってて、でもそれをちゃんと受け入れてるってのがなんか朽木特有の空気って感じで好きなんよね。


上杉と共同での越中・能登への侵攻。
上杉家臣の朽木大好き問題。
いや、お前ら朽木相手にはしゃぎ過ぎだろう(笑)


壷ブーム。
朽木を席巻する壷ブームの先触れ。
でも以後真田でのそれは確か描かれてないないんだよなぁ。
ウェブ版では加筆されると嬉しいね。


顕如も初登場。
物投げたり、説教にキレるエピソード自体はあったけど作中に本人が登場するのはウェブ版ではなかったよね。



基綱って割とツンデレよな。
義輝の最期でもなんかそうだったけど、蒲生下野守もウェブ版での最期を見ると今のこの心境がそのまんま素直に受け取れないのよなぁ。

なんか全然関係ない話だけど基綱って成長しきったセブンスのライエルに似てるイメージあるんだよね。
卒の無さとか性格の悪さとか、能力的にも。
女運だけは格段に上だけどな(笑)



電子版特典のSS
北畠の仲裁を幕臣視点で、というのだけどそこに権威があると、高められたと思っているその思考がわからん。
これはこの時代特有の価値観と現代のそれの相違なのかね。


今回一番印象深かった追加は九鬼かなぁ。
基綱に当てられて啖呵切ったものの、一度は怖気づいてでも奮い立つ的な。
ややウェブ版では目立たなかった九鬼にいい味が付いたんじゃないかと思います。

あとはウェブ版では結局会うことのないままだった信長との会談か。
展開にはそこまで変化は付かない気がするけどどうなんだろう?変わってくるのかな。



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