世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)

人生満喫してますか?



世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)

ある日唐突にサイキックパワーに目覚めた主人公ッ! 主人公の力を狙う秘密組織が暗躍しない! 学年一の美少女が実は主人公と同じ超能力者だと発覚しない! 異世界への扉が開いて召喚されない! 主人公の生い立ちに秘密などない! サイキックパワーに目覚めた壮大な理由が明かされない! 普通ッ! 圧倒的日常ッ! 何事もないまま学生生活を終え就職! 過ぎ去る凡庸な社会人生活! 全人類を相手に戦争を起こして勝てるサイキックパワーがあるのに何事も無さ過ぎてキレる主人公! もういい! こうなったら俺が、俺自身が秘密結社になって暗躍してやるッ! ようこそ人工非日常へ!!!



と言う事で「せっかく手に入った超能力をひそかに鍛えて非日常に備えたのに何事もなさ過ぎたので自分で秘密結社作りました」という。
テーマ的には「大人が作る子供が夢見た秘密結社」ですかね。
まぁ実態は壮大なマッチポンプなんですけど。
でも巻き込まれる人たちはそれを求めていた人たちですし、色々な意味で救われたり利益を得ていて、誰も不幸になっていないので。

作者の過去作で今読んでる「ノーライフ・ライフ」ってのがあるんですが、これが今のところ似たような壮大なマッチポンプ系のファンタジー作品なんですけど、マッチポンプに至る理由と巻き込まれる人間の事考えると割と胸糞案件な気もするんで、この先読み続けるかなぁってとこなんですが、そっちと比べると秘密結社の方はみんな楽しそうで実に良いですね。
もちろんノーライフ・ライフの方もまだ自分が読んでるとこは話数的には序盤(41/125話)なんでここからどう動くかわからんですけど。



まぁその辺はともかく、主人公が最初に見つけたお姫様願望の同志がオリハルコンメンタルの持ち主で凄い好き。
整形した事も過去の自分も全く隠さず、以後の外面・内面を磨くための努力は筆舌に尽くしがたく、金を稼いで爵位を買ってまで「お姫様」という夢を実現しようとするそのバイタリティ。
いやホント、バイタリティに溢れるキャラってほんまに好きやねん。
そういう意味でこのキャラはマジでたまらんです。



主人公が一人で超能力をひたすら鍛えるとこから、お互いにとっての初めての同志とわいわい秘密結社設立の為にやってるのから、もうとにかくすげぇ楽しそうで良いです。

その後も自作自演の世界の闇と人造超能力者で「普通の男の子」や「報われない努力家」を巻き込み非日常を演出しながら「かつて自分たちが欲しかった充足」を「今求めている子供達」にノリノリで与えて一緒に楽しむ姿のなんと楽しそうな姿か。



いや、これはホント、人生蝕んでますか?!って感じですね。
これ以上なく自分の人生を満喫してる感がたまりません。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック