ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか14

厚かったし、熱かった。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか14 (GA文庫)
SBクリエイティブ
2018-12-14
大森 藤ノ

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とりあえずモリモリ盛りだくさんで感無量の大満足。
ただシリーズ歴代で言えば、ミノさん2戦の方が熱かったとも思うかな。
いや、あの2つがマジで別格なだけなんだけど。


そんなわけで満足したから逆に不満だった部分をクローズアップしたくなる捻くれモノの感想です。




ねぇ?なんで?なんで裸で抱き合う二人や最後治療後の裸ポロッとか笑うリューの挿絵がないの?ねぇおかしいでしょう?これラノベだよ?ラノベなんだよ?挿絵あってしかるべきでしょ?おかしいよ!おかしいでしょ!おかしいはずだ!おかしいんだよ!

と言う事で挿絵がちょっと他のラノベとは違った感じなシリーズである事に利点もあるがここぞという場面で挿絵が無い事の絶望もまたあったという。
希望と絶望は表裏一体なのであった(なんのこっちゃ)


ベル君は毎度毎度酷い試練が待ってますね。
でもどんな苦境に立たされても結局何も失わずに傷跡を残すことなくすべてを糧に出来てしまっていることが若干の不満な気もしないでもないという。
この巻では常に緊迫感や絶望感といったものが漂い続けたわけですが、ここまで常にそうやって追い込んで追い込んでなんとかして来ちゃうと、じゃあこの先は?みたいなね。

ここらでガツンと犠牲を出すとどんな絶望漂う状況だろうとなんとかなるんだろ?ってある意味でのここまでに築いた信頼感・安心感みたいなもので塗装されていた読者の足元がガラガラっと崩れてこの先の展開何一つ信用できない、安心が出来ない、そんなこれ以上ない緊迫感を作品に与えられるかな?なんて事も思うわけです。

いや、お気に入りヒロインのリューさん退場とか下手したらもう読むの止めるパターンですけどね?


また同時に青臭い理想を掲げる事で何かを失い傷つき、消せない傷跡が刻まれてボロボロになって、それでもなお青臭い理想を捨てられない。
そんな「愚者」なベル君も見てみたいようで、かつてのリューのように悪堕ちするベル君も見てみたいようで、このまま「英雄」で居続けるベル君も見ていたいというジレンマ&ワガママ。

リリに裏切られ、中層で仲間を失い、春姫を救えず、ウィーネを救えず、異端児の犠牲に助けられ、下層で壊滅し、リューを助けられず。
その理想は汚泥と血に塗れ、心と体に数え切れない傷だけを残し、それでも捨てる事の出来ない信念を胸にアイズの下へたどり着き・・・・なんて、まぁそんなん実際あっても読む途中でこっちがギブアップなんですが。



ベルと同じようなペースでレベルを上げていくわけにはいかんと思うのですが技術で賄えるポテンシャルの限界値に到達したとき仲間をどう扱うのかが今後の課題ですかね?


次はなんか今回の最後の方の補完と次章へのネタだしも兼ねて短編集とかになりそうだと思うわけですがどうでしょう?


シリーズの感想
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外伝 ソード・オラトリア 
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